人材派遣のパソナ会長で政府の未来投資会議メンバーでもある竹中平蔵は自身が政策立案に

関わり乍ら、彼のパソナは国の事業を多く受注している。要するに我々の税金から出ている巨額の

委託費を手にしているのだ。

 

巨額のコロナ対策予算の使い道の一つ、コロナ後の消費刺激策として「Go Toキャンペーン」を立案。

そしてオカシイのが総予算1.7兆円の20%の事務委託費3095億円を見込んだ事業者の公募期間を

何故か2週間弱に設定していた。見せ掛けの公募であり既に水面下で委託先が決定済はありありな

のだ。  そこにはまたまた竹中平蔵とその企業パソナの影がチラつく。そしてなんと今度は急遽この

公募が中止となったのだ。

 

菅官房長官は会見で、「国会や皆さまのご指摘を踏まえ、事務局構造をより簡素にする必要があるとの

判断から、一旦公募をやめ、事業分野に適した執行団体をそれぞれ選定することで事業の適切な実施

を図ることにした」と正に疑惑を認めた様な会見となった

正に茶番、今回も竹中平蔵絡みの企業が参入するのかどうか見極める必要がある。

同じ平蔵でも火付盗賊改めの長谷川平蔵とは月とスッポン、どうか爪の垢でも煎じて飲んで欲しいが。

持続化給付金事業で、「電通」と「パソナ」等が設立した「サービスデザイン推進協議会」が、国からの

委託費769億円のうち20億円を中抜き。残りの749億円で電通に再委託した事も国会で大問題となった

ばかりだけに、Go Toキャンペーンが見直しとなった訳だ。今後の進捗を注意深く見守りたい。 

兎に角、政府には「Go To Hell !」にならない様にお願いしたい。