LOOPの新作

 

ラグジュアリーをテーマにしたシャフトと言って良いのでしょうか

 

LOOP LX でございます

 

ディテールも落ち着いた大人チックなワイン系にシルバーのマット仕上げです

 

重量はSで67グラムとなりますので、中重量級と言っても良いです

 

ワシ個人的には、手元バランスのシャフトが合わないのです

 

リストコックを使う方なので、クラブ全体に重みを感じてしまいヘッドの動きを使えないタイプなのです

 

ただし手元バランスが慣れれば実はヘッドは体感以上に走っているしスイング軌道も安定するのです

 

ワシの様に腕力が無くリストの力も弱いと実際のヘッドスピードと自分の振り感のイメージが合わないのです

 

ループさんの中では、JJがその部類になるでしょう実際にはすごく面白いフィーリングのシャフトで、切り返しが早く1プレーンな

 

スイングの方にはベストな1本と思っているのですが

 

個人的には GKの方が合います

 

ループさんの最重量級IPは押しが強くインパクトの圧でボールを押し飛ばすのですが

 

IP圧力とGKの素直さとHDのハジキとCLの安定感が上手く調和したら最強だな~

 

なんて思っていましたが・・・LXはその発想に近い仕上がりに対して近似値を感じています

 

無論、BW HD CL GK AI JJ IPとそれぞれの個性は似た者も有り、相反する性格も有りますので

 

ソレラを1本に纏めるのは不可能ですが、LX独自の味付けで今までのループシャフトの個性を上手く感じさせてくれてます

 

ラグジュアリーとかシルキーと書けば…飛距離がスポイルさせるようなイメージかもしれませんが

 

そんな事は有りません・・・そこにはちゃんと「元祖押し走り」のエッセンスが潜んでいます

 

癖の無さヘッドとシャフトとグリップの一体感で言えばチャントGKを感じますし重量感と言えばIPも潜んでいます

 

軽量シャフトのAIやBubblelight或いはBWの様な球離れが速いハジキとは一線を画すのですが、軽量シャフトには無い

 

落ち際で伸びる球筋が味わえます

 

THE中弾道みたいなイメージでしょうか、極端に低ロフトよりもリアルロフトが10度程度

 

カーボンコンポジットのMシリーズ等はよりロフトが多めのヘッドの方が合うと思います

 

何故なら、シャフトがボールを持ち上げようと動くのではなく前に前に押そうと走るシャフトだからです

 

LXの試打クラブにはBALDO TTX460の10.5度を装着しております

 

 

ゴツンと重~~いゲンコツだけどパコ~ンとボールを押し出してくれますね~~

 

ヘッドとシャフトの相性は良いですね~

 

ヘッドスピードが出てないかと・・・ウォーミングアップで47~49は出ちゃいます

 

勿論!マン振りでは有りませんが素晴らしい中弾道、吹き上がらないです

 

最近のシャフト動向において、軽く硬くが非常に勢力図を拡大しています

 

確かに、飛距離を稼ぐには「ヘッドスピード」「初速」「打ち出し角」の3大要素の中で

 

ヘッドスピードの部分では長く軽量なシャフトは一日の長が有ります

 

初速もはっどスピードが上がって、ミート率が安定すれば早くなります

 

「打ち出し角」はヘッドロフトやスイングタイプ、シャフトの挙動によって大きく左右されるので

 

適正角度はシャフトとヘッドと人のマッチングが大切なのです

 

根底に潜むのは「適正なバックスピン量」なのです

 

飛距離の第4の要素だと思います

 

ですから軽量が有利だとは一概に言えません

 

この安定したスピン量がどれだけ最大公約数に出来るかがドライバーの飛びの要素の最深部と思うのです

 

その点ではBALDO TTX と LOOP LXの相性は中々の物だと感じます

 

オススメできる組合せになりました