長男は酒に弱い
社会人になって俄然飲み会が増えた
たぶん先輩か同期から誘われるんだろうと思うが
このご時世でしばらく自粛していた
明日休みになったから飲んでくる
と連絡があり
ダンナは近くのターミナル駅まで迎えに行く心の準備をしていた
そろそろこちらも眠いし早く連絡来ないかな
なんて思ってたら10時半ごろ
○○駅に来て
とメールがきた
やっと連絡があったと思ったら
呼ばれたのは近所の駅ではなく
通勤途中のもっと都心に近い駅
しばらくして電話でも迎えに来て
と連絡があった
だいぶ酔っぱらっている
彼は酒に弱いので
何度も家でゲーゲーやってるのを見ている
よく帰ってこれたな、、、と思う時もある
急性アル中で意識を失うのも怖いし
吐しゃ物での窒息も怖い
とにかく状況がわからないので
いつものただの送迎ならついていかないのだが
ちょっと心配になって一緒に行くことにした
30分弱で目的の駅について電話するも
とにかく
○○駅!
を連呼するだけで何も具体的にわからない
駅といっても出口も複数だ
私鉄もJRもある
小雨の降る中
とにかく駅の周りを探し回るものの
全然見つからない
この駅は学生の時に使っていて土地勘がある私でも
ぜんぜん見つけられなかった
だって本当に
○○駅!
しか言ってくれないんだもの
シビレを切らしたダンナも捜索に加わり
電話でやっと何が見えるのか聞きだし
探し回ったら・・・
いた!
交番と電話BOXの間に!
たった一人で
(一緒に飲んだ人には置いてかれたな)
チャックもボタンもテキトーなドロドロ状態で
しかも目の前タクシー乗り場!
(まぁ乗車拒否されただろうけど)
夜だったし全然気が付かなかったよ~
親が酔っ払った子供の両脇を抱えて
なんとか歩かせて車に乗せる
なんと情けない姿か・・・
家につき車から引き摺りおろし
なんとか抱えながら階段を上り
とりあえずダンナのベッドに寝かせて服をひっぺがし
小さかった頃もこんなことしたなぁ~
なんて思いながら汚れたものを片付け
いつでも吐けるよう準備をし
泥酔してたので貴重品を盗まれていないかどうか確認して
やっと親の私たちも寝床についた・・・
眠い・・・
寝床を奪われたダンナと
すぐ横に寝ている長男が気になる私は
熟睡できず朝を迎えいつも通り仕事に行った
朝の支度をしている間
全然長男は目覚めず熟睡
いい気なもんだよなぁ~
でもこんなに迷惑をかけられるというのも
最近ではあまりないので
ちょっと嬉しかったり・・・
いやいやダメだ!
ちゃんとお灸をすえないと!
酒は飲んでも飲まれるな!
ってね
おまわりさんのお世話にならなくてよかったよ~
ったく・・・・