受診から臨終まで
2018年3月~5月
症状への対処療法+診断のためもろもろの検査
確定診断と治療方針の決定
2018年6月~10月
胆管狭窄への対処(ステント留置)
抗がん剤治療(入院→通院)
2018年11月~2019年1月
抗がん剤治療(通院)
自宅療養
2019年2月
骨盤骨折入院
全身症状悪化
(嘔吐、痛み、浮腫み、体重減少、意欲減退)
転移確認、余命宣告
セデーション
死亡
※抗がん剤治療も含め、計12回入院
治療内容(時系列)
2018年
3月
背中の痛み、食欲減退、体重減少により受診
血液、レントゲン、CT、エコー、骨シンチなど検査
4月
6日 強い痛みにより外来から緊急入院
→胆管膵管拡張を認める
9日 EUS,FNAB細胞診
13日 ERCPステント留置
16日 消化器内科担当医より
膵頭部腫瘍門脈浸潤ステージ3(4a)告知
肝臓膵臓炎症
18日 消化器外科に引き継ぎ、
担当医よりオペの可能性と抗がん剤
治療の説明
26日 退院
27日 胆管狭窄のため救急搬送→ステント入換 →再入院
鼻からドレーンで排液
5月
9日 病院食完食できず。
これまでにトータル-14kg
12日 退院
夜に腸ヘルニア(排便時の力みで発症)
の痛みで
救急搬送→入院
14日 外科処置無しで退院
(手で押し込んで引っ込めた)
15日 PET-CT検査
22日 消化器外科にて腫瘍切除不可能の診断
(腫瘍の門脈浸潤のため)
6月
3日 癌性疼痛により入院
腸ヘルニア手術
8日 抗がん剤治療開始
(アブラキサン+ジェムザール)
23日 退院
7月
17日 3回目の抗がん剤治療後の
血液検査により入院延長
(骨髄抑制)
輸血
抗がん剤をジェムザール単剤に変更
罹患前から−20kg
26日 退院
8月
しばらく自宅にて療養
通院にて抗がん剤治療
時間かけての家事、買い物は可能
目では食べたくて買うものの食べられる量は限られる
家ではオキシコドンと整腸剤を服用
29日 胆管狭窄により入院、
ステント取り替え処置(交換2回目)
9月
8日 退院
通院にて抗がん剤治療
10月
6日 胆管狭窄により救急搬送、入院
ステント取り替え処置
(樹脂製→金属製)
退院前に胸水を抜く
(今考えるとすでに肺転移?)
18日 退院
11〜12月
癌性疼痛で一度入院
引き続き通院にて抗がん剤治療
それ以外は自宅にて療養
介護保険は申請せず
※この辺り、ダンナと冷戦中のため情報が少ない
2019年
1月
2日 オキシコンチン20mg朝晩2回服用
痛い時はオキノーム服用(多い時で4回)
腹水により+5kg
9日 消化器外科診察
肝臓の数値改善
抗がん剤治療続行の確認
腫瘍の大きさ5cm?
22日 夜10時頃自宅にて転倒
自宅にて安静
25日 痛みが引かず救急車を呼び、
抗がん剤治療とは別の病院へ搬送
坐骨仙骨恥骨の3箇所骨折診断
のため入院
30日予定だった抗がん剤治療キャンセル
オキシコンチン40mg朝晩2回服用
オキノーム散2.5(レスキュー)
全身の浮腫みあり(体重さらに+5kg)
腎臓機能が落ちてる
骨髄抑制
(前年末から抗がん剤治療はしてないのに
回復してない)
2月
2日 担当医から検査結果の説明
肝臓、肺に影がありおそらく転移
=ステージ4a→4b
腹、胸水溜まっている
余命は半年、1年という単位ではなく、
いつ急変してもおかしくない状況
一度落ち始めると急激に弱ることが多い
緩和ケアをこの病院で継続
3日 気力なくテレビも見ず
態勢を変えるのに一苦労
ゼリーなどは自分で食べる
病院食はあまり進まず
男3人の区別がつかず(子と孫)
浮腫んだ足に伸縮包帯でバンテージ
6日 モルヒネ座薬
食べ物受け付けず嘔吐
17日 指先黄疸
水を吸い飲みで飲む程度
吐き気が強い
(特にほうじ茶、りんごがNG)
めまい抑制薬、制吐剤、整腸剤
18日 担当医から今月いっぱい持つかどうか
腸管閉塞による吐き気
セデーション開始の説明あり
23日 酸素カニューラつけて酸素飽和度98
モルヒネ10mg
コントミン混合静注42ml/h
鎮静剤投与
心電計装着
足だけでなく手が浮腫みだした
上の入れ歯を外される
傾眠傾向
時間により反応せず
口腔ケア
病院食食べず
24日 声を掛けたら目を開ける
アイスコーヒーを吸い飲みで
50mlほど飲む
かなり痛がる
人の認識、区別がつかない
25日 叔母が見舞い
寝ていて声をかけても起きず
27日 0:20 心拍フラットの連絡あり
1:05 病院到着
1:18 当直医師により死亡確認