先日、左半身のしびれでショートステイから救急搬送されて入院した義父。

 

検査結果、脳梗塞ではありませんでした。

痕跡がなかったとのこと。

「三叉神経痛」という診断でした。

 

どうも脳内の血管が拡張してそれが三叉神経を圧迫したことによるしびれ、痛みらしく、技術的には開頭して血管が拡張しないよう手術することもできるが、リスクを考えるとできないという主治医からの説明でした。

そもそも高齢者の全身麻酔はリスクがある上、血管が固くなり高血圧で梗塞を起こしてアスピリン系の血液サラサラ薬を飲んでいるという義父の状態では無理ですな。

ということで投薬でしびれをコントロールするみたいです。

 

 

また薬が増えるわけだ・・・。

 

 

 

もうひとつ心配事・・・

というかそれのほうが深刻なんだけど

義父の認知症の進行具合。

 

ただの物忘れがひどいだけの認知症だと思っていたけど、、、

 

 

①自分がどこにいるのか認識できていない。

ショートステイの施設も病院も違いが分かっていない。

おそらくワーカーも看護師も同じに見えてる。

 

②お金の管理ができない

病院にいる間のお金を渡してもどこにいくらあるのかわかっていない。渡してあっても、もらってないと思っている。

 

③感情の制御ができない。

もともと暴言を吐くようなタイプではなかったが些細なことでイライラし、それを我慢できないようになった。

家族だけでなく病院などでもコントロールできなくなって他の患者さんの迷惑にならないかとハラハラドキドキ。

そのうち手が出ないといいのですが、、、。

 

④意欲の減退。

見舞いに行くととにかくベッドサイドに何もない。水くらいしかない。

テレビも見ず、新聞や本の類もないためただただ横になって寝ていることが多い様子。

具合が悪いとはいえ、これだけ何もないとさすがに退屈で息がつまりそうなものだが・・・。

以前は好きな相撲だけは時間になるとテレビで見ていたが、この五月場所は全く見もしなかった。

 

⑤義母への依存

普段の生活も精神的にもこれまで依存していたのが離れ離れになってしまったため、不安からくるものだとは思うのですが、入院中でも毎日のように自宅療養している義母へ電話しているらしい。

義母は基本ベッドに横になっている生活をしているので電話に出

るのでさえ一苦労なのに。

義母の状況説明してもきちんとは理解できておらず、さらに忘れてしまうのでしょう。

 

 

 

とにかく年明け~義母の入院、自身の入院以降急速に認知症が進行しています。

 

 

退院を促されていますが、終身入居施設を探している最中のため、猶予してもらっているところです。