今の管理人は二人目なのだがかなりストレスを感じる。
主にゴミ捨て場の管理と館内の掃除が仕事でいたって普通なのだが、仕事目線がことごとく住民寄りではないのだ。
ごみ捨て場には家の鍵を使わないと入れないようになっている。
不法投棄やプライバシーの保護、放火などの防犯がその理由だと理解してるのだが、自治体によるごみ収集が終わっても管理人がいる時間は常にドアを開放してある。ひどいときは電気もつけたままだ。
さらに朝にはごみ捨て場からなぜか外にごみを出してしまうのだが、その際に住民が捨てた袋を開けて小さなごみを大きな袋にまとめるということをしているが、これはごみ収集する側には楽かもしれないが住民にとっては余計なことである。
どんなゴミが入っているかは袋が半透明なので見えてしまうが、やはり見えて欲しくないごみもあるわけで、袋を二重にしたり、袋の真ん中に入れて外から見えなくしたり工夫して捨てているがそんなものはお構いなしで開けてしまうのだ。
そもそも人の捨てたごみ袋をあさられることはいい気分がするわけがない。
今日は住民が捨てたVHSのビデオが入ったビニールが破られてゴミ捨て場の外の道路面に置かれていた。見ていないがタイトルが書いてあるようだった。捨てた本人はそんな公衆の面前にさらされているとは思ってないだろう。普段はいない工事の関係者が出入りしているにもかかわらず、誰かが持って行ってしまうとか考えないのだろうか?住民専用のごみ捨て場があるにもかかわらず、ごみ捨てに関してかなり神経質にならざるを得なくなった。
思わず
なんで開けちゃうかなぁ、、、信じられない
と呟いたが管理人には聞こえていないだろう。
以前も
ごみ袋を開けないでください!
と捨て台詞を吐いてしまったことがあるが
急いでる出勤時間なのに口を開けば文句があれこれでてきそうなので、ここ最近は冷静に挨拶するのが精いっぱい。
いつだかは、収集時間の終わったごみが自分の家まで持って帰れと言わんばかりにゴミ捨て場の外にさらしもののようにして置かれていた。
なんのための住民しか入れないごみ捨て場なのか!
住民の都合でごみ捨て場にごみを置くことすら許されないのか?
ちなみにここの自治体では分別はするもののそれはリサイクルが主な目的であって処理できないものはない。それだけ優れたごみ処理施設が昔からあり、私でさえ小学校の社会科の勉強で習って知っていることだ。つまり、リサイクルするもの以外に捨てられないゴミはない。
一方で住民がごみ処理券を購入し貼って置いた粗大ごみや分別して捨ててある電線類をリサイクル業者らしき人に勝手に譲ったりすることもあり、住民のためにやっているとは思えない行動ばかりなのだ。
年に1回、管理組合の会合があるが、この管理人になってから大規模修繕などの話し合いよりも管理人に対する不満を吐き出す場になってしまっている。
前の管理人の時は子供たちがかぎっ子小学生だったこともあり大変お世話になったので、病気と高齢で辞めるときはほんとに残念だった。
むしろいい人なのに変わった住民から無記名の投書があったりで苦労した部分が多かったと思う。
しかし今の管理人には全く同情できない。投書があるかどうかもわからないが、ごみ捨て場以外でもかなりいい加減な面が目立つ。そのうえ
私は住民にいじめにあっている
とか言われた日には住民は失笑するしかない。
前より今の管理人のほうがいいと思っている住民がいるのだろうか?管理人には自分のしていることを思い返してから言ってほしいものだ。
彼の給料は住民の管理費から賄われていることを理解してないのだろうか?私にその権限があるなら管理会社に文句言ってクビにするだろう。何軒かの出入りもありいろんな世帯がある中でまとまるのは難しいかもしれないがそろそろ我慢の限界である。