地上波放送を録画して
子どもたちがダンナの実家に出かけている間に
ひとりでじっくり鑑賞
先日、BDを大量レンタルしたときに借りようと思ったけど
私しか好きそうじゃなくて借りなかった作品
私自身、姉妹がいなかったので憧れてたのもあるけど
まぁ女性向かな、と・・・
是枝監督の作品はいくつか見てるけど
やっぱり印象的なのは一番最初に見た
『誰も知らない』
衝撃的な内容をサラッと撮るのは是枝作品に共通してる気がするけど
音楽も俳優さんもなにもかもがピタっとはまったマスターピース
この映画も同じような空気が流れてたかな
もっとやわらかい感じがしたのは
やはり美人姉妹と自然あふれる情景のせいか?
みんなの感想を見てみると
インパクトを期待していたら
この抑揚のないストーリーや映像にガッカリした
もしくは静かな展開で心の機微に触れることのできる良作
といったようにまぁ賛否両論…
自分はどう感じたかなぁ…と改めて振り返ってみると
まぁ確かに葬式が多すぎた
登場人物に簡単に感情移入できた
登場人物の優しさがあふれていて
厳しい状況の一方で幸せも感じることができた
「心の機微に触れる」というのはこういう作品なんでしょうね
もやもやしたものを抱きつつ優しい空気の流れる映画でした
漫画が原作というのも意外だったけど
漫画を読まない私ですら知っている吉田秋生先生って
こんな作品も書いてたんだね~
おどろおどろしい作品のイメージだったので
それも意外でした