半年前をふと振り返ってみました。








地震の時は、大きな地震ではあったけど、



落ちてくるものだけを気をつければいいだけで



それほど恐怖は感じなかった。



ただ、停電してしまったので



短い時間でしたが、




いつもと違う状況への対応に追われた一日でした。




その後、親戚の住む地域が津波に襲われたとの情報が入り、



安否が数日わからず、



寝ずにネットに張り付いて



情報を探していた末に



ある避難所の避難者名簿を撮影した動画から



彼らの名前を見つけたときには



安堵の涙が出ました。







ただ、家である寺は




本堂、庫裏などが波にさらわれ、




参道の敷石、山のお墓だけを残して更地になっていました。









親戚は仮設住宅にすでに入れたようですが




これから今度は私たちはどうすればよいのか考え中です。




地震後、公共広告機構のCMばかり放送されていたことを




なつかしいと思い始めたことに対する危機感と




行動を起こしかねている自分自身に焦燥感を感じる今日この頃です。








そろそろ施しではなく




これから被災者自ら生きていくための道筋を




具体的につけなくてはいけない時期になってきたと思います。




生きていくために必要なこと




心身の健康と経済的な基盤を築くために




私たちの税金を1円も無駄にすることなく




国と行政には全身全霊を傾けて欲しい。