<福島甲状腺検査>全県調査スタート…子供約36万人対象

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111114-00000024-mai-soci


 東京電力福島第1原発事故を受け、福島県で18歳以下の子供約36万人を対象にした甲状腺検査の全県調査が14日、始まった。一部開始している先行検査は福島市の県立医大病院で実施されたが、全県調査は各自治体に医師らが出向く。

 14~18日、川俣町で山木屋地区以外の子供を検査。続いて国の避難区域などに指定された10市町村を巡回し、その後は3月18日時点の放射線量が高かった地区の順に行い、14年3月までに全県を一巡する予定。

 この日は川俣町の保育園などに検査機を持ち込み、園児らを調べた。検査はのどに超音波を当て、しこりがないか調査。20歳までは2年ごと、それ以降は5年ごとに継続して確認する。

 10月9日から住民の被ばく量が比較的高いとみられる浪江町と飯舘村、川俣町山木屋地区の子供を対象に先行実施され、今月13日までに4908人中3765人が受けた。【長野宏美】

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<福島第1原発>吉田所長 「死ぬだろう」と思ったこと数度

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111112-00000071-mai-soci


 東京電力福島第1原発の吉田昌郎所長と記者団の主なやりとりは次の通り。

 --報道陣の前で初めて話すことになるが、国民にまず何を伝えたいか。

 ◆私が責任者の発電所で事故を起こしてご迷惑、ご不便をおかけしたことを心よりおわびしたい。日本全国、世界から支援の手紙や寄せ書きをいただき、特に被災された福島県からの支援の言葉は大変励みになっている。

 --これまで一番厳しかった状況は。

 ◆やはり3月11日からの1週間。次がどうなるか私にも想像できない中、できる限りのことをやった。感覚的には極端に言うと「もう死ぬだろう」と思ったことが数度あった。

 --1号機が水素爆発した時の状況とその時、感じたことは。

 ◆まず「ボン」という音を聞き、「何なんだ」と。現場から帰った人間から「1号機が爆発しているみたいだ」という情報が入ってきた。3号機は音と、(テレビの)画像で見た。4号機は本部にいて音は聞いたが、2号なのか4号なのか分からず、その時は(どちらか)判断できなかった。

 --「死ぬかと思った」時とは。

 ◆1号機の爆発があった時、どういう状況かが本部では分からなかった。現場からけがをした人が帰ってくる中、格納容器が爆発していれば、大量の放射能が出てコントロール不能になる(と思った)。3号機も爆発し、2号機の原子炉にもなかなか注水できず、先が見えない。最悪の場合、メルトダウンもどんどん進んでコントロール不能になるという状態で「これで終わりかな」と感じた。

 --危機を脱したのはいつごろか。

 ◆(爆発の)次は4月初めに高濃度の汚染水が漏れ、水処理(設備)を一生懸命造った。6月いっぱいぐらいまではかなり大変な思いをした。全体のシステムとして本当に安定したのは7、8月だと思う。

 --原子炉の現在の状態は。

 ◆私がデータを見て確認している限り、原子炉は安定していることは間違いない。ただ「超安全」ということではない。線量は非常に高く、日々の作業という意味ではまだまだ危険もある。周辺住民に安心いただける程度に安定しているが、(事故収束の)作業はまだ厳しい状況だ。

 --1、3号機は燃料が溶融しているが、安定させられるのか。

 ◆原子炉の各部の温度変化などを見る限り、燃料が外に出ていたとしても、圧力容器だけでなく格納容器も含めて、原子炉全体が冷却されており、安定だと判断している。

 --今困っていることは。

 ◆今日明日の問題というわけではないが、近い先を見ると、作業員の被ばくや、どういう形で人を回していくのかが頭の痛い課題だ。

 --所長自身の積算放射線量は。

 ◆個人情報なので差し控えるが、それなりにはなっている。

 --今後の取り組みは。

 ◆(事故収束工程表の)ステップ2の確実な終了が一つの目標。現場の状況を踏まえ、(中長期の)次のステップ(に必要なこと)を考えて提言し、作業をこなすことが福島県民のニーズに応えることになると思う。

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【大震災8カ月】動かぬ原発、進まぬ再稼働 来春に全基稼働停止も (1/2ページ)


http://www.sankeibiz.jp/business/news/111111/bsd1111111205006-n1.htm  


定期検査などで運転を停止している原子力発電所の再稼働が進まない。再稼働の条件となっているストレステスト(耐性検査)の結果を、関西電力は原子力安全・保安院に対し、10月28日に初めて提出したが、複数機関による内容評価や地元自治体による同意など再稼働までのハードルは高い。この冬の再稼働は事実上難しく、来春にはすべての原発が稼働を停止する可能性が高まっている。

 国内の原発は54基。だが福島第1原発事故で、定検やトラブルにより運転を停止した原発の再稼働は難しくなり、稼働原発はわずか11基。その11基も関西電力の大飯原発2号機(福井県おおい町)など5基が年内に定検に入る予定だ。

 さらに来年1月3基、2月1基、3月1基とくしの歯が欠けるように運転が止まる。4月下旬ごろとされる北海道電力の泊3号機(北海道泊村)が定検に入れば、国内の稼働原発はゼロになる。


(次ページ)ストレステストのやり直しの可能性も



【大震災8カ月】動かぬ原発、進まぬ再稼働 来春に全基稼働停止も (2/2ページ)


http://www.sankeibiz.jp/business/news/111111/bsd1111111205006-n2.htm


 ストレステストの結果を提出しても、再稼働までのハードルは高い。枝野幸男経済産業相は「期限を切ってという話ではない」と明言。地元自治体の同意を得て、首相や経産相らが再稼働の是非を判断するには、数カ月単位の時間がかかるとみられる。耐震安全性評価(バックチェック)の再開も決まり、ストレステストのやり直しを求められる可能性もある。

 地元自治体の判断も割れる。関電は、大飯原発3号機のストレステストの結果を提出したが、福井県おおい町の時岡忍町長は「安全対策が条件になる」としたうえで「再稼働はやむを得ない」との認識を示している。一方、福井県の西川一誠知事は「ストレステストだけでは不十分。新たな安全基準の設定が必要だ」との立場だ。

 原発の再稼働を認める基準をどこに置けばいいのか。未曽有の原発事故は、改めて関係者に問い直している。



九電「地元の了解、ある意味必要ない」 玄海4号機再開


http://www.asahi.com/national/update/1102/SEB201111010072.html?ref=goo



 トラブルで停止していた佐賀県玄海町の九州電力玄海原発4号機の運転が、1日深夜に再開された。「やらせメール」問題も収束しない中、「説明不足」と批判されながらの再開。慌ただしさの背景には、経済性を優先して再開を急いだ九電の姿勢がくっきりと浮かぶ。

 「地元の了解は、ある意味必要ない」。午後7時半から急きょ始まった九州電力の会見。原子炉の運転再開に「地元の理解を得た」としながら根拠は示せず、「なぜ地元の理解が得られたと言えるのか」と再三問いただされた原子力発電本部の豊嶋直幸部長は、つい、こう漏らした。

 原子力への見方をがらりと変えた東京電力福島第一原発事故の後、止まっている原発が運転再開するのは初めて。それなのに役員クラスは会見に姿を見せず、出席した原子力部門の2人は「定期検査中の原発とは違う」「扱いは運転中の原発と同様」と繰り返した。

 だが、質問は地元との信頼関係に集中。やらせメール問題の決着も見通せないなか、なぜもっと丁寧な説明をしないのか問われても「メール問題と4号機再開の話は別」。石川伸一グループ長も「逆にこのまま止めておく理由もない」と話した。

radiation01[1]「自発核分裂の意味するもの」再臨界があるかもという疑いはまだ消えていない 小出裕章 11/4


http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65773623.html


2011年11月4日(金)、小出裕章氏がジャーナリスト神保哲生氏のインタビューを受け、現在の福島第一原発2号機について言及しました。特に「自発核分裂」の意味することについて語っています。またプルトニウムが飛散した事についても言及しています。

http://youtu.be/LczAOagsAUo


東電「臨界ではなかった」キセノン原因は自発核分裂

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111103-00000503-san-soci


 東京電力は3日、福島第1原発2号機で検出された放射性キセノンについて、核分裂が連鎖的に起きる「臨界」によるものでなく、一定の割合で自然に起きる「自発核分裂」が原因と判断したと発表した。東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「臨界ではなかったという評価はできた」と述べた。

 東電は、2日に明らかになった微量のキセノン検出を受けて、日本原子力研究開発機構の分析も併せ、原子炉内で臨界が起きたかどうかを判断するための分析を続けていた。

 東電や経済産業省原子力安全・保安院は、溶融した燃料で局所的に臨界が起きた恐れは否定できないとしていた。

 松本氏は「(自発核分裂は)停止中に見られる原発でもみられる現象だ」とした。

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日本バイオマス研、放射性物質を藻類で除染するペースト状吸着剤を開発


http://www.nikkan.co.jp/news/photograph/nkx_p20111020-2.html


 日本バイオマス研究所(千葉県柏市、湯川恭啓社長、04-7132-7551)は、独自に発見した微細藻類「バイノス」を使って、ストロンチウムやセシウムなどの放射性物質を吸着するペースト(のり状物質)を開発、年内にも発売する。11月に福島県伊達市内の民家10棟でサンプル調査を実施。施工後の放射線量を測定し、データを抽出する。個人でも簡単に除染できる材料として効果が期待されている。


コンクリートにペーストを塗った状態(右)とはがした状態(左)

 北里研究所や山梨大学、東邦大学などと組んで、バイノスの放射性物質の吸着能力について実証実験を進めてきた。その結果、10分間でストロンチウム8割以上、セシウムは4割以上を吸着、ヨウ素については24時間で4割以上減少する効果が認められた。

 ペーストは放射性物質で汚染された建物や構造物に、塗料と同じ要領で塗布し、乾燥させて剥がす。剥がしたものは、付属の遮蔽(しゃへい)容器に入れて保管する。

 製造はカネカがバイノスを培養し、アルギン酸メーカーのキミカ(東京都中央区)がアルギン酸ナトリウムなどを混ぜてペースト状にする。日本バイオマス研究所は筑波大学発ベンチャー企業。

http://www.j-biomass.com/


福島2号機の核爆発・・・東電のサボりだが大丈夫


※武田邦彦氏のブログより(11月2日)


http://takedanet.com/2011/11/post_6fed.html


福島2号機にホウ酸を投入したと発表された。これは核爆発を防ぐためのものだが、現在までのデータから言うと大爆発が起こる可能性は無いではないが、かなり低い。福島原発事故の直後は、燃料集合体がまだ形をなしていたのでホウ素の注入は危険信号だったが、すでに燃料は破壊されている。

東電が詳細なデータ(原子炉の温度や圧力、水の投入量や放射線の状態)を出せば専門家が判断できるが、出さないばかりかウソを繰り返しているので、その中から本当の情報だけを取り出すのが難しいが、すでに2号機の燃料は細かくなって原子炉か格納容器の下に落ちていると考えられる。

冷やすために水を投入しているので(水は核爆発を誘発する)、本来は水を投入しない方が良いのだが、核爆発の可能性を作っている。しかし、全体状況からいって避難する必要はないと思われる。東京、神奈川以北から宮城まで、風向きに注意をすること、インフルエンザ用のマスク、それに2,3本のペットボトルを用意する必要はある。

(原子炉は、臨界に達すると核爆発(質量欠損が起こって、その分の熱が出ることを言う)する。爆発の程度は付近が危険になることから、広島のようになることまで範囲は広い。第二次世界大戦の時にアメリカで原爆の実験をしていたときには数人が死亡した核爆発が起こっている。日本では原子炉を安全に見せるために「臨界」という言葉を使うことが多いが、「臨界」と「核反応」はまったく違うもので、「臨界に達したら核爆発する恐れがある」ということだ.科学は厳密に用語を使用する必要があり、政治的理由で変えてはいけない。)


時間ができれば、もう一度、詳しく解説したい。

(平成23112日)

<原発検査>内容、業者が原案を作成 丸写しが常態化

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111102-00000004-mai-soci


 原発関連施設の唯一の法定検査機関で独立行政法人の「原子力安全基盤機構」(東京都港区)が、対象の事業者に検査内容の原案を事前に作成させ、それを丸写しした資料を基に検査していることが毎日新聞が情報公開で入手した文書で分かった。丸写しは常態化しており、中には国に「合格」と報告した後にミスが判明した例もある。チェックの形骸化に専門家から厳しい批判の声が上がっている。所管官庁の経済産業省原子力安全・保安院は来春、規制強化を目指し「原子力安全庁」(仮称)に改組されるが、機構の検査についても改善を迫られそうだ。

【すべてはここから】津波に襲われる福島第1原発

 機構の法定検査は、検査項目や合格判定基準などを記載した「要領書」と呼ばれる資料を基に行われる。毎日新聞は機構の検査実態を調べる中で、東北電力東通原発1号機(青森県東通村)に納入予定の沸騰水型軽水炉用核燃料を検査するための要領書と、検査内容の原案を入手した。

 原案は、燃料を加工・製造した「グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン」(神奈川県横須賀市)が作成し、表紙を含めA4判61ページ。検査目的▽項目▽サンプル検査の対象となる燃料ロット(燃料棒の束)の抽出法▽燃料棒の寸法(規定値)--などが記載されている。一方、機構の要領書はA4判62ページ。表紙は差し替え、2ページ目を除く3ページ目以降は書式や活字のフォントも含め一言一句原案と同じだった。

 機構によると、原案は08年9月、電子データの形でグローバル社から無償で受け取った。機構の検査員は同12月18日、原案を丸写しした要領書を持参して検査に臨んだ。

 この際、同社が検査内容の原案で燃料棒の長さ(約4メートル)を、事前に国に届け出た規定値の範囲より3~5センチ短く誤って記載したため、機構も要領書の値を間違えた。検査員は結局、要領書さえ見ず、同社が作成した別の文書と照合し、燃料棒の長さを妥当として合格判定を出した。

 検査員は国に合格判定を報告(合格通知)する前の09年2月、誤りに気づいた。その後の内部調査で、08年10~12月に行われた同社に対する3回の検査でも同じミスが判明。これら3回については、いずれも国に合格通知していた。機構の工藤雅春・検査業務部次長は取材に、丸写しが常態化していることを認めた。しかし「事業者も内部で同様の検査をしているので、原案を作ってもらっても問題ない。原案の誤りに気づけば修正している」と説明している。【川辺康広、酒造唯】


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福島第一原発2号機、臨界か…ホウ酸水注入

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111102-00000173-yom-sci


 東京電力は2日、福島第一原子力発電所2号機の格納容器内で核分裂した際に生じるキセノンと見られる放射性物質を極微量検出したと発表した。

 キセノン133は半減期約5日、同135は半減期約9時間と非常に短いため、原子炉内で一時的に小規模な臨界が起きた可能性もあるとしている。東電の松本純一・原子力立地本部長代理は2日の記者会見で、「原子炉の冷却は進んでおり、大きな影響はない」と述べた。東電と政府は、原子炉を安定的に冷却する「冷温停止状態」の年内実現を目指しているが、今後慎重な判断を迫られそうだ。

 東電は2日未明、中性子を吸収して核分裂を止めるホウ酸水を注入した。2号機の原子炉の温度や周辺の放射線量に大きな変化は認められていない。松本本部長代理は「核分裂反応が連鎖的に起きる再臨界が継続している状態ではない」としている。

 原子炉に存在する中性子による核分裂が起きたか、あるいは2号機で注水を増やしたことで炉内の水温が低下し水の密度が増えたことによって、局所的な臨界が起きた可能性があるとしている。

 2号機では、先月末から格納容器内のガスに含まれる放射性物質をフィルターで除去するシステムを稼働させており、キセノンは1日、このガスから検出された。検出濃度はキセノン133、キセノン135ともに1立方センチ当たり約10万分の1ベクレル。極微量のため、東電は再検査を日本原子力研究開発機構に依頼する。

 1~3号機のなかで原子炉の冷却が遅れていた2号機は、9月14日から注水増を実施。同28日に冷温停止状態の条件である原子炉圧力容器の底部温度が100度を下回り、今月2日午前5時現在で76度と安定して低下傾向になっている。

 ◆臨界=核物質の反応が連続的に起こること。核燃料中のウランなどの原子核は、一定の割合で分裂を起こし、熱や中性子を出す。出てきた中性子が他のウラン原子核にあたると、そこで再び核分裂が起きる。原子力発電では中性子の発生の頻度や速度を制御して臨界状態を持続しているが、条件が整えば自然な状態でも臨界は起こる。