こんにちは！！
いかがお過ごしでしょうか？
私ことめむたんのブログに来てくださって、ありがとうございます。
最後の一文字まで楽しんでいただけたら幸いです(*^_^*)
今回紹介するのは、
「くまとやまねこ」
湯本香樹実さん文
酒井駒子さん絵
です。
ある朝、くまは泣いていました。
仲良しのことりが、死んでしまったのです。
くまは森の材料で小さな箱を作り、花びらを敷き詰め、そこにことりを横たえました。
ことりは、ちょっと昼寝でもしているみたいです。
けれど、ことりは死んでしまいました。
受け入れられないくまは、ことりを入れたその箱を持って歩くようになり、森のみんなに見せました。
見せられたなかまたちは困った顔をして、くまを励まします。
けれども、くまは受け入れられません。
やがて、家に閉じこもるようになりました。
大の仲良しだったことりの死を受け入れられず、悲しみ続けるくま。
それが白と黒の色調で表現されています。
けれども絵本が進むにつれて一つの色が加わっていき、それにつれて、くまの悲しみが少しづつ癒されていくのです。
けして明るい内容ではないけれど、一度は読んでもらいたい一冊です。
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