こんにちは！！
いかがお過ごしでしょうか？
私ことめむたんのブログに来てくださって、ありがとうございます。
最後の一文字まで楽しんでいただけたら幸いです(*^_^*)
今回紹介するのは、
「かいじゅうのすむしま」
谷口智則さん作
です。
あるところに、怪獣の住む島があった。
怪獣は島の住民から怖がられていたので、ひっそり身をひそめて住んでいた。
ある時、大雨が降った。
ザーザーゴロゴロ。
何日も降り続ける雨。
住民たちは、こんなに大雨が降るのは怪獣の仕業だと思った。
その時だった。
怪獣はそっと立ち上がり、島全体を包むような大きな傘をさしてやった。
住民たちは、雨が止んだのは怪獣のおかげだと気づかなかった。
またある時、日照りが続いた。
住民たちは、これは怪獣の仕業だと思った。
その時怪獣は立ち上がり、島全体に優しい雨を降らせてやった。
住民たちは、怪獣のおかげだと気づかなかった。
またある時。
どんなに優しくしても、怪獣のせいにしてしまう島の住民たち。
どんなに体を張って守っても、怪獣のおかげだとは思わない島の住民たち。
こんなに報われないなんて、切なくなってきます。
でも最後の最後に、報われれる瞬間がやってきます。
それを救いとして、この絵本を読んでください。
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