こんにちは！！
いかがお過ごしでしょうか？
私ことめむたんのブログに来てくださって、ありがとうございます。
最後の一文字まで楽しんでいただけたら幸いです(*^_^*)
今回紹介するのは、
「ぼくんちのねこまたフーじい」
上野与志さん作
青山友美さん絵
です。
猫は長生きしすぎると『ねこまた』という妖怪になるそうだ。
しっぽが二股に別れているのがその印だ。
主人公のカズには、彼が生まれるよりずっと前から飼われている年寄り猫、フ―がいる。
ある日。
カズが子供部屋でくつろいでいると、一緒にいたフーがすっくと立ちあがって話しだした。
「おい カズ、 じつはな、 わしゃ ねこまたに なったんじゃよ」
確かに、フーじいのしっぽは二つに別れていた。
それを見たカズはお願いした。
「それじゃあ、 なにかに ばけてよ！」
フーじいはカズに化けて、カズの苦手にしていることを代わりにやっていきます。
こうなるともうラストは、代わりにやってもらうことに味をしめたカズが何か困ったことになって、やっぱり自分のことは自分がした方がいいと改心する、に違いない。
そう予想したのですが、ぜんぜん違いました。
このようなラストもあるのですね。
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