
こんにちは!!
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私ことめむたんのブログに来てくださって、ありがとうございます。
最後の一文字まで楽しんでいただけたら幸いです(*^_^*)
今回紹介するのは、
「こいぬをつれたかりうど 中国の昔話」
牧野夏子さん再話
佐々木マキさん絵
です。
あるところに、年老いた狩人がいました。
不思議なことに、この狩人は鉄砲を持たずに狩りに行くのです。
それなのに、必ず獲物を持って帰ってきます。
どうやって獲物を獲るのか、誰にも分かりません。
狩人は、子犬を一匹飼っていました。
毎日ごま油に浸したパンをやり、水の代わりにごま油を飲ませ、ごま油で体を洗ってやります。
それで、子犬は鼻のてっぺんからしっぽの先まで、つるつるのつやつや。
ごま油の香ばしい匂いをぷんぷんさせています。
狩人は、いつもこの子犬を連れて狩りに行くのでした。
ある日、遠くの村のお百姓が、うわさを聞きつけて訪ねてきました。
彼の村では山から下りてきて悪さをする虎に困っていて、退治してくれないかと頼みに来たのです。
ひょろひょろと年老いた狩人は、一見したところ頼りなさそうです。
連れている子犬も小さいし、はたしてこのコンビは大丈夫なのだろうかと心配になります。
でも、狩人には、秘策があったのです。
それは……。
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