こんにちは!!
いかがお過ごしでしょうか?
私ことめむたんのブログに来てくださって、ありがとうございます。
最後の一文字まで楽しんでいただけたら幸いです(*^_^*)
絵本の紹介をさせてください。
今回紹介するのは、
「やさしいたんぽぽ」
安房直子さん文
南塚直子さん絵
です。
『ひが くれて、 もう だれも いなくなった はるの のはらに、 おんなのこが ひとり たっていました。
おんなのこは、 エプロンのなかに、 ちいさな あたたかい ものを かくしていました。』
女の子は、お母さんに言いつけられて、子猫を捨てにきたのです。
でも、どうしても捨てることができません。
だって、捨てた後、この子猫はどうなるのでしょう?
誰もいない野原で目を覚まして、辺り一面真っ暗闇で、抱いてくれる人も、ミルクをくれる人もいなくて、泣いても泣いても誰も来なくて……。
『ああ、 おもっただけでも おそろしい。
「たすけて、 たすけて、 だれか たすけて……」
おんなのこは、 なきながら つぶやきました。』
するとこの時、女の子の足元が、ぴかっと光ったのです。
その光は、あっちにもこっちにもと次々に増えていき、野原は、一面黄色い明かりの海になりました。
明かりは、たんぽぽでした。
犬や猫が野原に捨てられる日にだけ光る、優しいたんぽぽの明かりでした。
このあと子猫は、優しいたんぽぽたちにお世話をされて、ある電車に乗ります。
その電車には、様々な野原でたんぽぽたちに優しくされた、たくさんの捨て猫捨て犬が乗っています。
電車の行き先は、光の国。
その光の国がどこにあるのか、そこで子猫たちがどうなるのかは分かりませんが、女の子は安堵したことでしょう。
最初に出版された1985年から現在まで、この絵本は、何度も増版されています。
思うのですが、1985年の時点で、ペットを捨ててしまう大人は、たくさんいたのでしょう。
もしその大人に子どもがいた場合、捨てたことによってひどく傷ついた子どもたちも、たくさんいたのではないでしょうか。
子どもたちは、たくさん泣いたのかもしれません。
トラウマを抱えてしまった子どもも、いたのかもしれません。
そんな子どもたちにとって、この絵本は、慰めになるかもしれないと思いました。
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ぜひ読んでください♪
安房直子さんは、他にも多数の絵本や児童書を出版しています。
良かったら、どうぞ(*^_^*)
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