こんにちは!!
いかがお過ごしでしょうか?
私ことめむたんのブログに来てくださって、ありがとうございます。
最後の一文字まで楽しんでいただけたら幸いです(*^_^*)
絵本の紹介をさせてください。
今回紹介するのは、
「あるすてねこさんのおはなし」
はしもとえりこさん絵
うすいあさみさん作
です。
「ねこは かしこいから、 そとで いきていけるよ」
と言って、ママは飼いねこを公園に捨てました。
突然捨てねこになってしまったねこは、ママが迎えに来てくれると信じて待ち続けました。
でも、いくら待っても、ママは戻ってきません。
喉の渇きに耐えられずに道端の水を飲んだら、お腹を壊しました。
でも、飲み水はこれしかないので飲むしかなく、その度にお腹を壊しました。
それから、人が捨てた食べ物を食べました。
美味しい食べ物もあるけれど、それらは強いねこに取られてしまいます。
外にはたくさんのねこが暮らしているけれど、誰も仲良くしてはくれません。
ママが自分を捨てた公園からどんどん遠ざかっていくけれど、帰る途中の道には強いねこがいるから、恐くて通れません。
満足に飲めない。
満足に食べられない。
満足に眠れない。
ママは「かしこい」と言ったけれど、外の世界を全く知らないまま突然捨てられたねこが順調に生きていけるわけがありません。
人におもいきり蹴られたり車にひかれたり、ねこは散々な目に遭いました。
やっとの思いで帰り着いた公園には、ママがいません。
まっ白でフサフサな毛をしていたねこは、今では汚れてガリガリです。
車にひかれて痛めた足はもう痛くないけれど、全然動きません。
お腹が空いたけれど、立ち上がることもできません。
ねこは、誰にもなんにも気にされないまま、一人ぼっちで死んでしまいました。
後書きに書いてあったのですが、それまで飼っていた動物を安易に捨ててしまう人は、たくさんいるそうです。
その理由は、引っ越しするから、結婚相手が動物嫌いだから、子どもが生まれて生活環境が変わったから、歳をとって可愛くなくなったから、病気になって医療費がかかるから、等だそうです。
飼い主が猫を捨てるとき、
「野良猫が存在するから、猫を外に捨てても生きていける」
と思うのだそうです。
でも、野良猫は存在しないそうです。
存在するのは、元は誰かの飼い猫だったか、誰かの飼い猫が捨てられて生き延びた猫か、捨てられた猫が産んだ猫だそうです。
私は猫を飼ったことがないので、このことについて何も言えません。
だから、この絵本を読んで何かを感じていただけたらと思います。
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ぜひ読んでください♪
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