満月の形の箱を開けたなら女性としての時が始まる
こんにちは!
いかがお過ごしでしょうか?
一週間くらい前、ちょっとしたはずみで食器棚に顔をぶつけて、結構大きくて目立つ傷ができました。
放っておいたら跡が残りそう……。
不安なので、病院に行きました。
病院では赤外線を当てられて薬を塗られて、それから肌色のテープを貼られました。
このテープは密着性が高く、水分を通さないそうです。
でも、
「汗をかかないように、お湯をかけないように、貼りっぱなしにしておくように」
と言われました。
貼りっぱなしぃ?
それでは、お化粧はしない方がいいだろうな。
その日から今日まで、私はすっぴんで過ごしてきました。
私のお化粧技術はそうとう低くて、お化粧をしていてもすっぴんに間違われたりします。
だから、なんの不都合もありません。
すっぴんのまま街にも行ったし学校にも行ったし、図書館にも行きました。
でも、なんだかねえ……。
すっぴんだから、カチッとした格好ができません。
遊んでいるような恰好しかできなくて、それにもそろそろ飽きてきました。
それに何より、お化粧をしたい……。
技術が低いのは分かっているけど、それでもやっぱりお化粧をしたいです。
病院には、明後日の木曜日に行きます。
先生に、
「もう大丈夫ですよ」
と言ってもらいたいと、けっこう切実に願っています。