靴下の穴を繕うリビングにすやすやすやと寝息ただよう
こんにちは!
いかがお過ごしでしょうか?
繕うという作業が、けっこう好きです。
靴下に穴が空いたら、
「うへー、めんどう。」
と思いはするものの、なんとなく繕っています。
靴下が白色のときは白色の糸を使って、靴下が黒色のときは黒色の糸を使います。
当たり前か・・・。
でも、もしかして。
お裁縫箱の中で、白糸と黒糸が、
「針さんは白糸の私が好きなのよ!」
「いいえ、ちがうわ。黒糸の私よ!」
「ちがうちがう!私だったら!だって、昨日もおとといも私で繕ったもの!」
「ふーんだ、たまたまよ。先週は私ばっかり使っていたわよ。」
「今日も私で繕うわ!」
「どうかしら。このおうちは黒い靴下が多いのよ。きっと私よ。」
「ちがうちがうちがうちがう!私なの~よ~ったら!」
と言い争っていたりして。
そして、針山でくつろぐ針が、
「いやあ~、もてちゃって悪いね。」
って、待ち針たちにのろけてたりしたら、おもしろいな。
そして私は、知らないふりして今日は繕わなかったりするのです。