Terence Donovan: Speed of Light - The Photographers' Gallery, LONDON
冬にイギリス旅行にこられる方から、タイミングが合えばフォトレッスンを受けたいとご連絡をいただきました。
やりたいことがあって、どうしようか悩んだ末、勇気を出してとったフライト。
その後、当初の目的がどうなるかわからない状況になったそうで
もし実現しなかった場合、何度か訪れたことがあるとはいえ一人で一週間ロンドンで過ごすことになるのでとても不安で、、と連絡がありました。
メッセージを読んだとき
ああ大変、お気の毒に
とは思わず、
当初の目的が果たせたらそれはもちろん嬉しいことだけど、
もし1人でロンドン一週間のシナリオとなったら、それはそれで素敵な変化が待ってそうだなー と
ふしぎと明るい気持ちになりました。
クリスマスのイルミネーションが美しいロンドンで、その日の気分で好きなところへプチ冒険、1人で寂しいなんて思わずに、自分だけの時間を楽しむ贅沢。日常を離れて、大好きな国で自分と向き合う。一週間後には自分の中できっと何かが芽生えてると思う。
自分でコントロールできない状況により、思っていたように事が運ばないときは
今は「そのこと」ではない別のことがある、ということ
たとえがっかりするような状況でも、よしそれなら、と視点を変えてベストと思うことをやれば、そもそも思ってたシナリオとは違う(思い描いていた以上の)ベストな結果になるから
ぜんぶ自分次第だから、自分を信じる。
大好きな国で一週間も一人の時間を過ごせたら、それも素敵。(私なら一週間じゃ足りない!笑)何かのきっかけを与えてくれるかもしれないですね、と返事をしたら、
衝撃を受け、とても励まされましたとすごく喜んでくださったので、
久しぶりにこの話題を。
ある方向へ行こうとしてるのに、流れが止まったり変わったりしたときは、素直に受け入れて、一旦手放す。そして与えられた状況でベストだと思うことをやる。
そもそも本当にそこへ行くべきであれば、必要なタイミングでちゃんと導びかれるはず、と信じている話を書いたことがあります。
好きなことを仕事にする転機をくれたこのブログも「えー、そんなー(泣)」という事件がきっかけで始まってます。いまどれだけそのきっかけに感謝していることか。
ブログをはじめて6年(2014年の記事)
私の人生を変えた27歳でのイギリス留学もそう。
人生には無駄なことは何もなくて、がっかりなことですら、本当のゴールに辿り着くためのヒントかも知れない。そう思っています♡