
美味しいものって、ひょんなところから生まれる。
イタリアからロンドンに戻って間もないある日、あっさりした夕飯をたべたくて、きのこ雑炊を作ったんです。
乾燥ポルチーニと干しシイタケを30分ほど浸した水を沸騰させて、白だしと塩で味をととのえて、冷たい玄米ごはん、マッシュルーム、しいたけ、スプリングオニオン(ねぎ)をたっぷりいれた、あっさり手抜きメニュー。
でもテーブルに出す直前にふと、
ゴンタくんはこれじゃ物足りないかな・・
わたしは日中おやつをたくさん食べたからいいとして・・ふと、冷蔵庫の奥の、とあるものを思い出す。
(イタリアに行く前、ティラミスを作るつもりで買ったまま賞味期限が切れた)
マスカルポーネチーズ
これ、料理に使ってもいいよね。 いい匂いがするし、火いれるし、賞味期限、いいよね。ためしに大さじ2杯ほど、入れてみたんです。
そしたら
一瞬にして、雑炊が香り高いリゾットに大変身。うそ!??ってくらい、見事に。
ブイヨンは使ってないし、ベースは白だしと干したきのこ、つまり、ノンオイル。なのに、こっくりと本格的な香りと味になっていて、いきなりイタリア。二人でびっくり仰天。
それ以来、なんどこの「雑炊からのリゾット」を作ったことか・・おそろしく簡単なので。
おすすめの食べ方。
お鍋にきのこ雑炊をつくり、そのままテーブルへ。おたまで一杯目は雑炊であっさりと。二杯目はマスカルポーネをくわえ(お出汁を加えて別皿でやわらかくすると混ざりやすい)、三杯目はさらに上からチーズを・・
まるでひつまぶしやん。笑
味が変化していくので、一皿ごとに感動があります♡

二杯目の図
これは「あっさりモード」の時なのでマスカルポーネ少なめですが、お出汁を少なめにしてマスカルポーネたっぷりにするとそれは濃厚なリゾットに。
ほんと美味しいからぜひやってみてください!
生クリームでもリゾット風になるけど、この芳醇なアロマはマスカルポーネでないと出ない。ポルチーニ茸(乾燥なら輸入食材店で手に入るはず)との相性は最高です。ちなみに「あご出汁」ともばっちりでした。
じつは、イタリアでふたりのほっぺが陥落したパスタ、ブランデーか何か洋酒の香りがポルチーニと感動的な美味しさをうみだしていたのですが、
このリゾット、そのときの香りがしました。
あのパスタ、マスカルポーネ使ってたんだ!!!
雑炊のおかげで、絶品パスタの謎まで解けました。 マッシュルームのクリームパスタも、マスカルポーネでやってみよ♡

今週は、ゴンタくんが、ジャパンセンターで春雨を買ってきてくれてました。ピェンローの季節到来です! 記事にしてから「おいしかった~」とたくさん報告をいただきました。ロンドンでも作りますよ~
わくわく