
Christmas Tree in "Nutcracker"
英国ロイヤルバレエ「くるみ割り人形」
世界30カ国800劇場で中継された、現地12/13 Royal Opera House での公演。
あの頃のワクワクに会いに 行ってきました♡
ロンドンは 連日 SOLD OUT 、 日本でも完売で涙をのんだ人も多かったようです。HPで公表されていたキャストは、金平糖の精 ロベルタ・マルケス(小顔でキュートな容姿と軽やかな踊りが、あまりにも金平糖、はまってました)と、王子 スティーブン・マックレー(hurrrrray!)のみでしたが、
バラの精は実力派ラウラ・モレーラ、花のワルツには小林ひかるさんや崔由姫ちゃん(福岡出身、プリンシパル昇格が期待される若手)も。
じつは私、開演10分前から感動で涙ぐんでたのですが(スクリーンにコヴェンとガーデンにある Royal Opera House の外の様子、満員の客席がうつしだされ、開演のアナウンスもそのまま、、臨場感だけで泣ける)、幕があくと、もう我を忘れてただただ魅了されていました。
第一幕のあと、大阪でみていたバレエ初の友人からメール
「す、すごい!!!! 見入ってしまって、口あきっぱなしやった」
よかった、私だけじゃなかった・・ 笑
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「白鳥の湖」「眠りの森の美女」と並ぶ、チャイコフスキー 3大バレエの一つ「くるみ割り人形」
かんたんにご紹介すると
おもちゃ職人で時空をあやつる魔術師ドロッセルマイヤーから、クリスマスにくるみ割り人形をプレゼントされたクララが、その夜にみる夢のおはなし。
第一幕は、クララの家でのクリスマスパーティーではじまります。子供から老人までたくさんのお客でごったがえす客間、プレゼントの数々、大きなツリー、踊り出す人形、、
舞台の上の子どもたちの興奮と一緒になって、チャイコフスキーの音楽にのって、ワクワクしっぱなし、、 驚きと感動でずっと口をあけてみていました。 「童心にもどる」ってこういうことなんですね。
その日の夜中、おもちゃの兵隊の指揮をとり、ねずみの軍団と戦うくるみ割り人形

クララの助けでねずみの王様を倒し、魔法がとけて人形から人間の姿に戻ったハンスは、ふたりでそりに乗ってお菓子の国へ・・
そこで通りかかる雪の国。 白銀の世界で雪の精が舞いおどる、うつくしい群舞

enchanting.. うっとりでした
第二幕の舞台は、ふたりが辿り着いた「お菓子の国」のお城の庭。女王 Sugar Plum Fairy (金平糖の精)と王子(おまちかねスティーブン!)が二人を歓迎し、祝宴がはじまります。
ロシアの踊り、妖艶でエキゾチックなアラビアの踊りには会場から大きな拍手。コケティッシュな中国の踊り、甘い砂糖菓子のようなあし笛の踊り、そして誰もが知っているチャイコフスキーのワルツにのせて、バラの精とお花たちの「花のワルツ」
そして最大の見せ場、金平糖の精と王子によるグラン・パ・ド・ドゥ(*)
*アントレ(入場) ~ アダージュ、ソロ、コーダによる構成で、作品中最も見せ場となる踊り
英国ロイヤルバレエのくるみ割り人形 DVDにもなっている、吉田都さんとスティーブン・マックレーのグラン・パ・ド・ドゥを見つけました。(世界のプリマ吉田都さんはこの金平糖の精が当たり役で、Wikiの写真も王子役スティーブンとの2ショットなのです)
Royal Ballet, The Nutcracker - Grand pas de deux
Miyako Yoshida and Steven McRae
アントレ ~ 優雅なアダージュ
跳躍の高さと脚さばきがみごとな王子のソロ、そしてお馴染みの曲ではじまる、「金平糖の精」そのものな都さんのソロ(1:17~)は音楽と踊りがぴったりでホントかわいいので見てみてください。最後は、高い技術をみせる二人のコーダで華やかに終わります。
このあとクララが目覚めてすべて夢の世界での出来事だったと気づき、物語はクライマックスへ・・
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最後にはストーリーの点と点がつながって、、何から何まで感動でした。
息つく間もないほど、物語と踊りが華々しく展開していって、ほんとに楽しかった。もうトキメキで胸いっぱい。
バレエはセリフがないぶん、顔の表情、手脚の表情やうごき、目線、身体のつかいかた、マイムで演じるんですよね・・それで伝わってくるのがすごい。
踊りはもちろんですが、英国ロイヤルならではの演技力(さすがシェークスピアの国。脇役にいたるまで演技の完成度が高い)、舞台芸術と衣装、そして美しいチャイコフスキーの音楽による傑作バレエ。
「傑作」と言われる理由を、五感をとおして全身で感じました。
こんなの、子供の頃にみたら、そりゃ興奮して大変だわ・・ ずっとワクワクが残っていた謎がとけました。
あの頃のワクワクに会いに
ほんとに会えた! 子供のころの自分にも。 一瞬でもどれちゃうすてきな魔法でした。きっと、みんなにとってそうだから、人気があるんでしょうね。
再会といえば、この個人的なタイミングでスティーブンが王子役踊っていることも、(スクリーン上とはいえ)ダブルな再会でうれしかった
やっぱり彼は持ってるなー 
スティーブンは持っていた より(王子メイクより素顔がすきかも)
↑ 「不思議の国のアリス」、3月に中継公演があります。タップをいかしたスティーブンのMad Hatter は必見
こちら に書きましたが、映画館でのバレエの中継は色んな意味でおすすめ(&あたらしい!)あらすじも説明してくれるし、メイキング映像もたのしめて、初心者にもやさしい。
ロイヤルバレエの世界中継、評判良いし続くといいなあ。
ばっちり予習できたことだし、次は生の公演みたい。来年ロンドンでみたい!