不思議な偶然と、父との時間 | おいしく、楽しく、美しく!

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Private Salon
Le Papillon Bleu


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竹内栖鳳 ベニスの月 明治37年(1904年)



栖鳳が愛した邸宅イタリアン(京都) のつづき


すっかり惚れたレストラン、戦前の京都画壇を代表する日本画家の旧私邸と聞いたときは、


竹内栖鳳、、聞いたことないかな・・どんな絵の人だろう

と思っていたのですが、


その夜おそく、帰宅してリビングのテーブルに置いてあった一日前の新聞にふと目をやると

一枚のちいさな水墨画の写真が。


月明りに照らされる運河とサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂の幻想的な光景。

36歳で7ヶ月かけてヨーロッパを旅行し、ターナーやコローから影響を受けたといわれる竹内栖鳳の「ベニスの月」

ヨーロッパの風景が水墨画で描かれているなんてめずらしいな~


「ていうか 竹内栖鳳・・ 今日ランチした豪邸の画家・・?」


どんな絵だろう~ と思った、わずか数時間後に見ていました。笑


驚きつつ記事を最後まで読むと



竹内栖鳳展、9/2まで奈良・松柏美術館にて開催中


わ。


それも松柏美術館・・・ (!)

↑ 実家の最寄駅にあります


身近すぎて、気になりながら訪れたことのなかった美術館でした。

* 故・佐伯勇 近鉄名誉会長旧邸の敷地に建てられ、上村松園/松篁/淳之 三代の作品を所蔵


京都の旧邸に案内いただいたことで、はじめて知った日本画家。 帰宅したらその作品が目に飛び込んできて、タイミングよく展覧会がある(しかも最寄り駅、そして会期残り一週間)と知ったという・・・


ここまでされたら(?)観に行くしかないじゃないですか。

 

***


 
それにしても、このひと一体どんな人なんだろう??と思い

翌朝、父に「竹内栖鳳って知ってる?」ときいてみました。



「日本ではじめて文化勲章もらった人や。いま松柏美術館で展覧会やってるで。もう終わるで」

* 横山大観とともに第一回文化勲章の受賞者でした


わー  知ってたのか 


「パパ 先月、大学の集まりで栖鳳の私邸で食事したんや。」




そこまで、、、かぶるのか


私が「次は♡」と思っていたお昼のコースを食べてたそうで


「展覧会、そろそろ観にいこうと思ってたんや。」


ははは


例の 偶然力のヒント っていうか、もはや「偶然の指令」に思えてくる 笑


そんなわけで、父と二人で行ってきましたぶーぶー


ベニスの月ももちろん素晴らしかったですが、栖鳳の描く生き物にひかれました。犬、猫、ねずみやにわとり、水揚げされたばかりの魚、どれもとても表情豊かで、愛着がわいてくるんです。愛情をもって彼らをながめている栖鳳の心が、いきいきした表情となってあらわれているようにおもえました。


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「清閑」



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「土筆に雀」(つくしにすずめ)


" あ、つくしや!" って顔してる。笑 

栖鳳の描くスズメは、どれも表情が最高。



それにしてもこの流れ、なんだったんだろう~ 日本画、みておきなさいってことなのかな。

それに、いつも帰省すると気の合う母とおしゃべりに夢中なので、父と二人の時間がもてたことは、よかったのかも。

(去年は、父の解説がありえない件で濃厚な時間をすごしました・・ププ)



栖鳳が愛した邸宅イタリアン(京都)


松柏美術館
http://www.kintetsu.jp/shohaku/
奈良市登美ヶ丘2丁目1番4号
0742-41-6666

学園前の大淵池をのぞむちいさな美術館です。こんどは庭園のお茶室にいってみたいな