Steven MacRae (と私、ですがそこはカット)
「イギリスから友人が来るからぜひ」
「土曜日に来て、日曜日には帰るらしい」
とだけ聞いていて、
(どんな日程・・)
一体何しにくる何者よ、、 と思いつつ、
詳細不明のまま待ち合わせ。
Cuteなひと~ と思いながら、誘ってくれた友達と3人で飲んでいました。
「なんで日本に来たの?」
「明日子供たちにダンスを教えるんだ」
「へー 仕事なにやってるの?」
I'm a dancer :-)
「へー! どういうダンス?」
I'm a ballet dancer.
ほ、ほう。♡
(↑ 去年、英国ロイヤルバレエ団のロミオとジュリエットでバレエに開眼したとこ)
<数十分後>
「ところで今日の昼間は何してたの??」
「吉田都さんとお茶してた」
え、えええ。
吉田都さん・・・ 昨夏まで22年間にわたって英国2つのロイヤル・バレエ団でプリンシパルを務めた日本が誇るバレリーナ。去年の英国ロイヤルバレエ団の日本公演「ロミオとジュリエット」は、彼女のロイヤル引退公演で、最終日の様子はNHKでも放送され話題になっていました。
↑じつは 私、このロイヤルの東京公演、アリーナコジョカルのジュリエットがバレエ初鑑賞でした。大感激してブログで記事にも→(★)。都さんのジュリエットはTV放送を録画して、感動のフィナーレに涙・涙・涙。
(吉田都さんとお茶するくらいだから、けっこうすごい人なのかも。。)
などと思いながらも、たわいもない話をしたりして
(日本のハイテクトイレ自慢とか、「すごーい!」は cool! / lovely!/ fantastic! / unbelievable! 的にマルチに使えるから便利やで、とか、このブログの話とか)
途中で、彼が去年の都さんの引退公演に出ていた(!)と判明し
えー、そうなの!! 私、その時、アリーナがジュリエットの日に観に行ったの!!はじめてのバレエで大感激だった~
・・で Stevenは何の役やったん?
Miyakoの相手役の、ロミオだよ ^^
ええええええええええええ
ちょちょちょちょ
ちょっとまった~
ていうかもっとはやく言って~
(私がにぶすぎたのですが)
どうもみたことある顔だなと思いました・・・
英国ロイヤルバレエ団のプリンシパル、スティーブンマックレーでした。
去年、Paul Smithが撮ったロイヤルバレエ団の写真展(こちらで記事に)でも、彼の印象的なポートレートを観ていました。
NHKで放映された吉田都さんとStevenの公演もしっかり録画して観てました。
いろんな点がつながって、鳥肌が。。
oh my god, I got goose, goose.... と腕をみせながらアタフタしてたら
goose pimples ;-)
ですよね ありがとう Steven..
(鳥肌は英語でgoose pimplesです)
世界的なバレエダンサーですが、気さくでやさしくてチャーミングで、しゃべってる限りふつうの25歳。大物ほど謙虚なんだなと、つくづく思いました。(しかし歩くときの姿勢はまぎれもなくバレエダンサーでした)
オーストラリアのシドニー出身の彼が16歳でローザンヌ国際バレエコンクールで優勝、文字通り「そのまま」スイスからロンドンに連れ去られ英国ロイヤルバレエスクールに入学したという経緯など、いろんな話を聞かせてもらいました。
<後記> こちらで記事にしています
・貴重なお話を
・コンプレックスを逆手に(吉田都さんのこと)
ポールスミスの写真展、初めて行ったバレエ公演、吉田都さんの引退公演、イギリスLOVEの出会い、すべてが繋がって、昨日の時間。友人の粋な計らいにしびれました。
Steven, Take, thanks so much for a lovely time. Hope to get together again soon! (in the mean time please brush up your Sugo - i ! to a professional level)
***
ちなみにPaul Smithの The Royal Ballet Portraitsの記事を書いていたのが、この日のちょうど一年前。去年の7月最初の土曜日でした。↓
・バレリーナの素顔 (まさか一年後、こんな展開だなんて)
* しかもこのコラボレーション、Steven が Paul に働きかけて実現していたことが判明
・余韻に浸って (美しさに心がふるえて泣いた、初めてのバレエ鑑賞)
* わたしが表参道でみた Royal Ballet Exhibition (ロンドンでのたぶんopening party)
Paul SmithやSteven他のダンサーが登場、写真もいくつかでてきます☆