今日は、久しぶりに近所のスーパーへ。
精肉売り場を覗くと、『国内産黒毛和牛』が目につくのですが
ふと思うと、それを避けている私です。
国内産が、暫定基準値以下とはいえ『放射能汚染』されている
肉牛のものかも・・・
という思いは抜けません。
そもそも『放射能汚染』なんてされていてはいけないものなので
暫定基準値を下回っていたとしても、汚染牛なのかそうでは無いのか
それによって、価格が変わっていても当然の事だと思うわけです。
ですが、国内産という括りで、汚染牛なのかどうかは明記されていないので
手が出せない
手を出したくない
そう思うんですよね。
汚損が生じたら、元の価値が毀損されていているわけなので
多の商品でも全て同様、B品扱いがされて当然なわけですから。
放射能汚染だけB品扱いではない
なんてことは感情論で誤魔化しているだけで、正しい見かたではない。
汚染されていない肉牛まで影響を受けてしまう
これこそ国家や世間体が作りだした風評被害だと思います。
暫定基準値以下であれば、汚染されていてもその分安価なので
好んで食べたい!
そういう価値観がいけないわけではなく、それはそれで
消費者の判断なわけですし。
ただ、暫定基準値以下の食材しか流通させない事は当然として
その中でも
汚染された食材なのか
汚染されていない食材なのか
それは表示して欲しい。
有機農法、無農薬栽培の野菜が通常品より高価なのと同様
そこに価格差が生じていても、それは消費者が納得して
判断、選択できるので真っ当です。
放射能汚染だけ、有耶無耶にするのはおかしい。
効果があるのかどうかも定かではないサプリメントですら
高値で販売されるほど「食」「健康」への拘りが凄い日本で
どうして放射能汚染だけ誤魔化しているのか
国家の責任が、被災した生産者へ押し着せられ
結果、広く消費者が連帯責任として世間体を気にしながら
我慢して本音を誤魔化しているように思えるのですがね。
スーパーマーケットの精肉売り場を見て
夕方なのに、国内産牛肉に手を出す人が少ない現状に
同じ消費者として、当然と思う一方
永田町の非常識人達があまりにも消費者意識に鈍感という事に対して
怒りが沸々と・・・
そんな土曜日の夕方でした。