広島旅行1日目で、原爆ドームや平和記念公園を、怖がっていた子どもたち
2日目は楽しく宮島・厳島神社の観光
3日目、今日どうする?
と朝食の時に聞いてみた。
小6長女は、平和記念資料館に行きたい!!
60分待ちでも、いい!!
と![]()
あんなに怖がっていたのに?!
そして、戦跡は興味なくて、新幹線に乗ることがいちばんの楽しみだったのに!?
小3長男は
「最初行きたいと思っていても、あとからやっぱり怖くなるんだよ・・・」
と、気持ちを話してくれました。
朝食の時に、迷いに迷って・・・
やっぱり行かない!!
と長男。
夫と長女で平和記念資料館に行ってもらい…
私と小3長男、4歳末っ子は、
平和記念公園近くに、
ブランコのある小さな公園を見つけたので、
そこでしばらく遊び、おりづるタワーに行くことにした。
公園のそばに川(元安川)が流れてて、
カニもたくさんいた!!
われら東京人にカニは珍しいので、しばらく眺めていました![]()
秋晴れの、素晴らしい景色![]()
「被爆した人たちは、どうやって川に入ったんだろう・・・」
「こんな高い所から・・・」
ふと長男がつぶやいた。
川岸はコンクリートで固められて高くなっており、確かに飛び込むには勇気がいる。
昔はここまで高くなかったのでは…。
公園のそばに慰霊碑があり、
恐る恐る近づく長男。
怖くても、
戦跡巡りと関係ないことしてても、
広島にいるからか、
やっぱり原爆のことは気になるんだ![]()
どうしたら怖くないかな![]()
ふと小さい頃に、
怖いし退屈でしかなかった(ごめんなさい![]()
)お墓参りの時に、
墓石の前で、叔母が掛けてくれた言葉を思い出した。
「〇〇ちゃん(私の名前)、来でくれでありがと、ってみんな言ってらあよ」
こう言われてほっとしたなあ。
これを真似してみた。
「〇〇(長男の名前)くん、来てくれてどうもありがとう、って被爆者の人たち言ってるよ」
こう言われてちょっとほっとしたのか、
慰霊碑に掛けてある千羽鶴に近づき、
「やっぱきれいだなあ・・・千羽鶴」
とつぶやいた長男。
少し怖さが取れたかな?
何十年も前のことだけど…
叔母にめちゃくちゃ感謝した。
ありがとう![]()
そのあとなんと、平和記念公園の「被爆した墓石」を見たい、と言い出した。
確か行きたいって言ってたな…![]()
そこに行く途中で、
平和の灯、原爆の子の像、の前でパチリ。
笑顔だった![]()
ほっとした![]()
「被爆した墓石」は、ちょっとわかりにくかったみたい。
そして再び怖がってたので、その日はそれでやめにした。
それで、いいと思った。
遺されたもの、遺っているもの、なるべく全部を見ることが大事なんじゃない。
どうしたら戦争がなくなるかなんて、大人でも分からないようなテーマを、子どもに無理に考えてもらわなくても、いい。
ただ、今日この日が与えられたことに、たくさんの感謝が沸いた。
いつもの感謝ワークも、いつも以上に心がこもった。
与えられたもの、全てに感謝して生きていこう。
わたしは戦後生まれ、被爆者の生まれ変わりかもしれないから。
おととい、長男の担任に連絡帳を書いたとき、
「連休は広島に行って原爆ドームなどに行きました」
と書き添えた。
そしたら、
「ちいちゃんのかげおくりを9月ごろに学習しました。
この時、他の本も読んで理解を深めようとしていました。」
と返事が返ってきた。
先生も気付くくらい、熱心に読んでいたんだなあと、胸が熱くなった。
初めての広島・・・
怖い印象が強かったかもしれないけれど、
この先どこかで何かに繋がって、人生に活かしてもらえたら。
そう思った。
おりづるタワーから。
眺望抜群![]()
12階からの滑り台もあって、子どもたち楽しんでました![]()
にぎやかな街に囲まれて、たくさんの緑に守られて。
原爆ドームも、喜んでいるといいな。
「怖かった、もう来たくない」
子どもに、そんな感想にされないために。
子どもへの声掛けを、これからも考えていく。
帰りは、新幹線でお昼![]()
鹿のパッケージかわいい![]()
これ、あっさり目だけど苦さもあって、美味しかったです![]()







