昼過ぎに仕事が終わるので、

職場の駐車場で、

急いで姉に電話をかける。


「…もしもし」

普段電話にあまり気が付かず、直ぐに電話を取らない姉が直ぐに電話に出た。


「朝、病院から電話があって、昨日の夕方あたりから発作が起こって、今日はベッドに居るにも関わらず呼吸出来なくなって、手術の時につける予定だった呼吸器を早めに装着したって。

この呼吸機能では手術出来ないかもしれないって。

心臓の機能も弱くなってきてて、このまま止まってしまうかもしれないって言われた。

手術の日は来られないって(姉が)言ってたけれど、

来たほうがいいかもしれない。

今日の17時に病院で説明聞くから、間に合うように来れる?」


姉は泣いていた。

「わかった、職場の人に事情話してみる。

また連絡する。」


旦那にも同じように連絡をし、

一緒に病院に来れるように頼んだ。


どうしよう。

こんなに急に、心構えがなってなかった。

手術するのもぎりぎりで、手術自体も危険だという事も理解はしていたはずだ。


でも

昨日は元気に手を振って別れたし、

手術の日も、病室から手術室へ向かう時に

「頑張ってね!」って声をかけられると思ってた。


涙が溢れる。

車の中で一人ひっそりと泣いた。