FIA、「予定通り2010年からチーム予算制限実施」

FOTAとの協議の結果、われわれのルールと共通の立場を模索するためにFOTAの財政的な提案を検討したが、その目標を達成することはできなかった。彼らが示した案では現在F1に存在する危機を打開することはできないことが明らかだ。従って、2010年のF1レギュレーションはFIAが先に発表したものが適用されることになる

 もうね、絶対的に言えることなんだけど、FIAは絶対に強硬姿勢を貫き続けるはずだよ。もう、あげた拳を下げることが出来ないなんて言うレベルじゃなくって、チカラでチームを説き伏せることが正義だと信じて疑ってない。


 で、じゃー、ホントにFOTAが離脱したらなんて話が出てくるんだけど、これまたFIAというかモズレーは全然意に介してない。ウィリアムズという伝統あるチームが残ることは確実で、たぶん、マクラーレンも残る形になる。そして、マクラーレンがF1に残るのならブラウンも当然残るはずで、チャンピオンチームがF1に残りさえすればもはやフェラーリの離脱やむ無しなんだと思う。トヨタとルノーの撤退は既定路線なので、実質フェラーリが抜けるだけにとどまるんだと思う。BMW・レッドブルについては、フェラーリが中心になって新シリーズが立ち上がるかどうかにかかってる。でも、現実問題無理。というわけで、もう、FIAは何も迷っちゃいないんだよ、今回のバジェットキャップについては。フェラーリがいないF1は許容されるものなんだと信じてる。そして、そういう歴史の転換点なんだとはっきり自信を持ってるんだろうね。


 俺個人の意見。やっぱ、フェラーリはF1に残ってもらいたい。もちろん、モズレーだってモンテツェモーロだってフェラーリのいないF1なんてあり得ないと思ってる。だからこそ、妥協案をお互いが見いだしてくれるのを祈るばかりなんだけどなぁ、、、。