福島にある一切経山へハイキングに行ってきました。お目当ては、頂上から見える「魔女の瞳」と呼ばれる神秘的な池。


その姿を拝むためには、天気が安定している午前中には登りたい、ということで、気合いを入れて朝3時半時に自宅を出発しました(加えて高速料金を深夜割にしたかったのもある笑)



無事深夜割も達成し、順調に6時半には福島入り!


一切経山へのアクセスは、磐梯吾妻スカイラインから浄土平を目指します。



途中、前の方で車停まってるなぁと思ったら、道の端に猿の親子がいました笑

この猿以外にも所々に7〜8匹いましたよ。


さらに高度を上げていくと、眼下にはどこまでも広がる雲海


幻想的!


そして、カーブを曲がると、目の前にビックリな光景が。



日本じゃないみたいな雄大な景色が広がっていました。



火山地帯特有の、岩肌剥き出しの荒々しさと、青々とした緑が広がる様は、まるでアリゾナ!(行ったことないけど笑)




まだハイキング前ですけど、すでに大満足。

ここはドライブだけでも充分楽しめますね。


さて、目的地の浄土平駐車場に到着しました。



一応平日ですが夏休み中なので、駐車場はすでに半分以上は埋まってました。


登山道は、ビジターセンター脇の木道を進んでいきます。




7時40分、ハイキングスタート!



最初は湿原の間の平らな道をすすみます。



岩肌から蒸気が上がる山の目の前に着くと、登山届を出すポストが設置されてます。


ここから先が一切経山の本格的な登山道。



木の階段の登り道がしばらく続きます。

危ない箇所もないし、特に急でもないのですが、ナメてかかるとまぁまぁ疲れます笑



スタートから約40分、酢ヶ平分岐に到着。

まっすぐいくと鎌池方面、私達は右の一切経山方面へ



この辺りはベンチもあり開けた気持ちのいい場所です。


数分歩くと、工事中(〜10/21)の酢ヶ平避難小屋。



小屋には入れませんが、トイレは使えるようでした。


ここから先は、見通しの悪い笹の道を抜けた後、ゴロゴロ石のガレ場になります。



ふと振り返ると眺めは素晴らしく、左手の視線の先には緑の湿原の中の鎌池。



右手には、吾妻小富士の火口。



よーく見るとお鉢巡りしてる人が見えます。


山頂までもうすぐのラストスパート、広々と視界は開け、気持ちのいい場所

なのですが、



風がめっっちゃ強い!!!

この日がたまたまなのかわかりませんが、たまに体がふらつくレベルの強風で、帽子も飛ばされそうだし必死に歩いても全然進んでない私笑 ここが1番しんどかったです。


そしてスタートから1時間10分ほど、やっと



一切経山頂上(1948m)到着!


登頂の喜びもそこそこに、お目当ての魔女の瞳を拝みに山頂の奥の方へ。



ワオ綺麗!

光の反射で湖面の縁取りがエメラルドブルー、中央は深い青、魔女の瞳と呼ばれる理由がわかります。実際は写真の何倍も綺麗です。



こんな景色を見せてくれてありがとう。

魔女の瞳の正式名称は五色沼。ちなみにあの有名な五色沼とは別物です。



余裕で記念写真撮ってる風ですが、実際はもの凄い強風です笑

↑この先は崖になってるので、あんまり近づくと万が一飛ばされて落ちたら怖くて!

危ないって言ってるのにオットが崖の方まで近づいて写真撮ってるのに正直イラつきました笑



山頂は広く、ゆっくり休憩やご飯タイムも取れます。風が強くなければ笑



私達はささっと写真撮って、ハイ良かった!と山頂を後にしました。



で、少し下った鎌池の眺めが良い場所でご飯タイム。無事登頂した後なのでのんびりです。



登りの時はそれどころではなかった高山植物たち。所々に咲いていました♡


酢ヶ平分岐に戻り、予定では鎌池方面へ行き湿原散策をする予定でしたが、もう充分堪能したのでいいか、と10時ちょい前にスタート地点に戻ってきました。



少し周辺の浄土平湿原散策をします。



誰もいないのをいいことに空を独り占めするオット笑

あまり花なども咲いてない時期だったので、少し歩いてすぐ戻ってきました。


コースタイム約2時間20分(休憩込)、程よい距離感で登れるご褒美の景色が素晴らしい山でした♪(2025年8月17日)


クローバーおまけクローバー

無事山登りを終えた後のお決まりは、山バッジの購入。



一切経山のバッジは浄土平ビジターセンターにはなく、レストハウスにも見当たらず、最後ダメ元でレジの店員さんに聞いてみたら、なんと目の前にラス1のバッジが!

ちょうど今(店頭に)出したところで最後の1つなんですよ、と言われました(次の入荷は1週間後とか)。ラッキー!諦めず聞いてみて良かった♡



ハイキングの次は、温泉に続きます。