彼岸の入り 先月みた母の夢 | Destination Anywhere

Destination Anywhere

着地点が見えないまま迷走中~。

 

 

こんばんは。

 

今日からお彼岸ですね。

 

Joviネタと思って 来てくださった方ごめんなさいayaあせる

 

今日は昨年亡くなった 母にまつわるお話です。

 

 

 

 

 

 

 

忘れないうちにと書き留めたまま

UPせず下書きにあったお話しに、ちょっと加筆しました。

 

 

 

 

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ 

 

 

 

2月11日 (月) 建国記念日

 

 

 

 

連休最後の午後。

 

オットは職場、娘もお友達との約束で出かけ、家には私1人きり。

 

久しぶりにベンチソファーに横になり

 

まどろんでおりました。

 

 

 

普段、ちょっとでも「無」になる時は

寝過ごすと怖いので、5分でも、1分でもアラームをかけます。

 

でも今日はそんなことしなくていいやと

何もせず「無」になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

母の夢を見ました。

 

 

母の登場前も、なにかしら見てた記憶があるけど

それはもう 思い出せず。

 

 

屋外でした。

道の端に停めた車。

母は、その車のとこに1人で立っていました。

 

胃瘻になる前の母でした。

なんでかというと、痩せていたから。

 

車はたぶん実家のだったのかな。

母が運転席に座るなんてありえないけど

つかまるところがないので

運転席の所にいて

バックミラー?それか窓が開いててそこに手をかけてた?

とにかく両手で車につかまって

自分で立っていました。

 

 

気がつけば

周囲には2~3人のおばさんがいて(知らない方達)

私が母のもとへ行くと

 

「あ~よかった!よかったねぇ。

娘さん来てくれたよ。もう1人は無理だもん。

よかったね~。」と。

 

 

私はたぶんお礼をいうか、ペコペコしていたと思います。

それからおばさんは

 

「でもね、この人は幸せな人。

 

絶対幸せな人だから。

 

 

 

わかるのよ。

 

幸せじゃなくちゃ、こうならないの。

 

よかったね~。」

 

と言いました。

 

 

 

私に言ってるような、母に言ってるような口ぶりで

そしてそのままいなくなってしまいました。

 

私はありがとうございますと、やはりペコぺコしてたと思います。

 

 

 

 

 

次の場面は車の後部座席でした。

どうやって車に入ったかはすっとばし いきなり座っていました。

 

 

私は

母を 赤ちゃんを横抱きするように

膝にのせ 

 

膝に母の体の重みを感じ

左腕に母の頭の重みを感じ

 

母を抱いていました。

 

 

うふうふ くっくと、恥ずかしそうにしながらも

笑いをこらえることができない

 

母の笑い声を聴きました。

 

 

 

「赤ちゃんみたいじゃないの(笑)」

 

「○○(娘)のことも、今でもこうやって、

ふざけて抱っこすることあるんだから (重さは)大丈夫だよ~」

 

実際話したのか、テレパシーで通じ合ったか(笑)

これは もう覚えていないのだけど

 

 

母の体をしっかり抱き

重さの感覚は腕に足に、しっかりあって

 

 

 

でも気がつけば 母はもういなくて。

 

 

 

車の中には、父(運転席)と私(後部座席)。

 

母が一人でいた時に、おばさんらから言われたことを話しました。

泣いてしまいそうなのをこらえながら 

慎重に話しました。

 

 

たぶんそこで夢は終わったと思います…

 

 

 

 

 

 

 

 

おぼろげな頭で 今のはなんだったかな。

夢だね…

 

覚醒しながら 腕や脚に母の重みや

不自然な態勢だった為の痛みを 感じていました。

 

おばさん、いいこと言ってくれたから

きっといい夢にちがいないよね…

何より、お母さんを抱くことができた。

 

 

亡くなった直後、私は母を抱いたりしませんでした。

手を握り、さすったり、顔をなでたりはしたけど

抱きしめることはしなかったのです。

 

普段、母にそんなことしなかったから 思いつかなかった。

起こしてたベッドを倒して、寝かせてあげて

そのまま母を撫でて…

 

 

あの時 周りには

姉、看護士さん数名、姪、父、義兄、がいて

自分だけが遅れてきて 

さらにその後も まだ行かなければならない所があって。

 

その時はよくわからなかったけど

自分だけが状況をわかっていなかったんですよね。

 

 

後になってすごく後悔して 

お骨になってしまってから抱きしめました。

母にはそういう私の心残りも 届いてたんだろうな。

母は痩せていて、だから軽かった。

あの感触はもう忘れません。

 

 

 

2月前半は、ちょっと私が参ってたので

元気付けてくれたのか…

いずれにせよ気分を変えてくれました。

 

 

 

お母さん ありがとうキラキラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日で、ちょうど半年でした。

 

 

週末は泊まりがけで実家行ってきますビックリマーク電車桜