年を重ねると、モノ忘れが激しくなる。
昨日は何を食べたっけ?なんて、思い出すのにしばらく時間がかかる……………
この筋肉痛はなんだ?と、2日前に何をしたか考える……………
この人の名前なんだった?と、久々にバッタリ町で出くわした知人の名前を思い出せない…………
買い物に行き、戻ったら同じモノが既に3個もあったり…………
とにかく、忘れてしまうし、思い出すのに時間がかかる。
考えてみると、若い頃からそうだったのかもしれない。
年齢は関係ないのかも。
病院に行くと病名が付くレベル?←行かないケド
だけど、不思議と仕事の事は忘れない。
趣味や好きなことも忘れない。
今現在の3ヵ所行っているアルバイトは、その場所に行くと完全にそれぞれのモードに切り替わる。
野菜の特徴や畑の土のことも忘れない。
楽しかった思い出も忘れない。
してもらった恩も決して忘れない。
そして、嫌な記憶はなぜか忘れないし、トラウマとして心を守る為に残ってしまう。
脳って凄いなぁって感心してしまう。
なぜなのか?を真剣に考えた結果………
あまり必要ないことは忘れるようになっている
ここに辿りついた。(病気の場合は別として)
だから忘れるということは、必要のないこと
脳には引き出しが有って
必要なこと
保留中
ゴミ箱行き
に分別されているような気がする
そして、それぞれの容量があり、私の場合はあまり容量が大きくない。
だから、過去の記憶にしても不要だと判断されると自動的に次々と消去されていく。
先日、アルバイト先で同僚になぜ離婚したか聞かれて、なぜ離婚したか思い出すのに時間を要した。
自分で自分を笑ってしまった
それすらどうでもいいことになってしまったのだな、と。
辛かった過去を忘れられようになったのは、今が幸せだから、乗り越えられたのだと嬉しくなった。
起きた過去は変えられない。
だけど、今現在を幸せでいることで、辛かった過去も必要な経験だったことに気がついてからは、ゴミ箱行きになっているのかもしれない。
してもらった恩を忘れないのは、いつか恩返しする為か、または恩送りをする為なのかもしれない。恩は脳ではなく、心の引き出しに大切に保存されているような気もする。
心の引き出し……………なんかいい響き
今を生きる。
今のこの瞬間を大切に生きる。
今やりたいことをやる。
今しか出来ないことをやる。
今必要な行動をする。
大切なのは今
忘れる事は必要ないことだから、忘れてもいい。
自分にそんな許可を出している。
だから、人が忘れても怒ることはない。
忘れても、忘れられても笑って許す
自分にも人にも。
とにかく今を大切に
今を楽しむこと
生きることは今この瞬間の繰り返しだから