皆様こんにちは😊
 
今日は、あるおばあちゃんとの出会いのお話ですニコニコ
興味ない方はスルーしてね😊
 
 
 
ワタシには実の(血縁の)おばあちゃんはいませんでした。
 
母の両親は母が子供の頃に亡くなり
父の母も父が小6に亡くなり
父の父(おじいちゃん)はいましたが、かなり遠方。
 
母は親戚を転々としたようで、育ての母代わりの人が2人いて、(遠方ですが)遊びに行く事はありましたが、おばあちゃんという感じではありません。
 
友達はおばあちゃんに洋服やお小遣いをいつももらっていましたが、ワタシにはそんな経験もなく😅
 
両親は厳格でしたから
 
おばあちゃんに甘えたい………
 
ずっとそんな想いがあったような気がします。
 
 
 
昨年、知人の紹介で離農したおばあちゃんが所有する畑を借りる事が出来ました😊
 
最初に知人と共に挨拶に伺い、自宅は畑の前にありますから、畑に行く度にお話するようになりました。
 
野菜作りに関して知識豊富なおばあちゃん👵
 
時々、自宅に上がりこんでおしゃべりに花が咲く事が度々😊
ご主人とお姑さん(亡くなっています)のお話をしますが、決して文句や悪口は言いません。
 
ただ、お話を聞いて思ったことは
かなりのご苦労をされてきたのだな、と。
 
おばあちゃん「そういう運命だと思って受け入れてきた😊」
 
ワタシはおばあちゃんと次第に仲良くなり、おかずを作っては畑に行く度に持って行き、収穫したお野菜もまず最初におばあちゃんへ😊
 
ワタシ「おばあちゃんの畑で出来たお野菜だから、最初に食べてね😊」
 
 
 
畑に行くと、玄関で椅子に座って日向ぼっこし、ニコニコ笑いながらこちらを見ていたおばあちゃん。手を振ると振り返す😂
 
その後おばあちゃんは、体調を崩し入院しました😢面会も出来ません。
 
さみしい畑作業です😥
 
ワタシの野菜作りは初心者ですから、聞きたいこともたくさんありましたが、仕方がありません。86歳でカラダは弱っていましたからね。
 
 
おばあちゃん、会いたいよぅ😢
 
子供の頃、おばあちゃん愛に飢えていたワタシ😆おばあちゃんが大好きで、おしゃべりも楽しくて、本当のおばあちゃんの様に甘えていました。
 
このまま病院で亡くなったら2度と会えないかも……と、時々考えてしまう。
 
イヤ!そんなことを考えたら現実になるから考えたらダメ❗と自分に言い聞かせる。
 
息子さんがすぐ側に住んでいて、時々状態を聞いていました😉
 
1ヶ月ほど経ち、おばあちゃん退院😂
 
ヤッター😃✌️すぐに会いに行きました😊
ですが、まだ体調が万全ではなく、ご飯も作れず、宅配を頼んで食べていました。ワタシもおかずを度たび持っていきました。
 
天気が良い日も家にいたので、「外に行こう!お花が綺麗だから🎵」と手を繋いで外に引っ張りだしました(笑)
 
おばあちゃんとのおしゃべりが楽しいし、おばあちゃんも楽しそう🎵
幸せなひとときでした😊少しずつですが、元気になっていきました😊
 
ある日、おばあちゃんから衝撃の告白‼️
 
息子が申し込みしていた介護施設に急遽空きが出たから10日後に入居することになった
 
ワタシ( ゚д゚)ポカーン状態。
 
ワタシは血縁関係はありませんので、家族が決めた事には口を挟めません😭
複雑な心境でしたが、受け入れるしかありませんでした😢
 
おばあちゃんも急な事で夜も眠れないし、何をしていいのかもわからないと😢
 
入居する3日前、もう1人の近所に住む畑友達とおばあちゃんの見送り会をしました😊
おばあちゃん、遠慮したのでご飯を作って押しかけました(笑)
 
 
奥がおばあちゃんニコニコ
 
楽しいひととき😊
 
「おばあちゃん、会えないけどお手紙書くからね🎵」
 
昨年10月に入所し、ひとつきに一度は手紙や果物やおやつを買い、施設に向かう。
 
コロナ対策で家族以外面会禁止🈲
 
お正月に息子さんが年賀状を渡しにきてくれました。
読んでみると、小さな文字でビッシリと隙間なく書いていました。ワタシの手紙を何度も何度も読んでいるとのこと。施設のヒト達は親切だとか、ご飯も美味しいなどと書いていました。
 
ワタシが農作業するうえで必要なもの
例えば、耕運機やビニールハウスのビニール、竹の支柱、シカ対策のネット、そしてそれ以外のモノ、ウッドデッキリフォームの角材、薪用の木材、斧など
 
倉庫には何でも揃っています。
農家さんでしたし、ご主人が何でも自分でする方だったようで、それらをワタシに全て好きに使っていいよ👌と言ってくれました。
 
ですから、おばあちゃんには感謝しかありません。
 
シカに食べられたトウモロコシもおばあちゃんの為に作りました。おばあちゃんはトウモロコシが好きだから、おばあちゃんの畑で作ったトウモロコシを食べさせてあげたかった。
シカに全部食べられて、おばあちゃんは笑っていましたがね爆笑
 
おばあちゃんが施設に入所する前、畑をお借りした気持ちを私なりに封筒に包み、渡しました。
そして、畑作業が終わり車に乗ると、封筒がありました。そのまま返されたのです。
 
おばあちゃん、これはワタシの気持ちだから受けとってよ😅と言っても、受け取ってはくれませんでした。
 
 
 
 
おばあちゃんに会いたい😢
血は繋がらなくても、ワタシのおばあちゃんです😊
 
家族ではないので、面会は出来ません。
だから、ワタシが出来る事は、日々の農業記録や、畑の様子、こんなのを植えてこうなったよなどのお手紙を書き、おやつと共に渡すくらいです😥
 
親戚のおじさんも、施設に入所していましたが、コロナが始まってから2年、面会出来ないまま亡くなってしまいました😢
本当に辛かった。
おじさん、誰も会いに来れなくなって、さみしい想いをしながら亡くなったのかな?と思うと涙が出ました。
 
おばあちゃんも高齢ですから、おじさんと同じになるのではないかと考えると、涙が出ます。
 
血の繋がりはなくても、ココロの繋がりがあったワタシのおばあちゃん。
 
 
 
「血の繋がり」があっても「ココロの繋がり」がない親戚はたくさんいます。
 
家族間でも「ココロの繋がり」が持てない関係があったりもします。
 
誰が、なぜ、そこに、血の繋がりに線引きをするのか、ワタシにはナゾでしかないきまりやルールが世の中にはたくさんあります。
 
だから、ワタシは「血」をあまり重要視はしません。
 
「血」より「ココロ」を大切にします。
 
だから、ワタシと繋がりを持った人々は皆、自分と同じ様に大切な存在で、尊い人々ですおねがい
 
多くの人々のココロが、たくさん繋がり合います様におねがい
そういう世の中を目指していますニコニコ
 
 
 
 
最後までお読みくださり、感謝いたします。
ありがとうございました🙇