午後の海にて4時を過ぎる頃、サイクルロードまで。水平線の上にある太陽を背に受けて、向かい風に少しばかり文句を言いながら江ノ島まで。錆びついた自転車がゆっくり漕いでとギコギコうるさい。あれだけにぎやかだった砂浜は、引き波のように全てを持ちさり、人の足跡さえも残してくれない。晩夏の夕方はゆっくりとゆっくりと過ぎ往き、雲の上にオレンジマーマレードの色を付けて暮れていきます。