今年1月、代々木上原の住宅街の一角に
オープンした「セララバアド」に行って来ました。
恐らく今年度Q1で最も話題を集めたレストラン。
オープン以来、なかなか都合がつかず
3ヶ月経ってようやくの訪問です。
緑の溢れるエントランスアプローチと、
コンクリート打ち放しの空間の中に、
木の質感を生かした温かみのある店舗は、
ゆったりとした雰囲気で居心地が良いです。
エルブジ、ノーマなどで経験を重ね、
前職はタパスモラキュラーバーの料理長という、
モダンガストロノミーの旗手である
橋本シェフの世界をカジュアルかつリーズナブルに
楽しむことが出来るとあって、
早くも予約が取りづらい状況に。
4月から始まる春メニューを頂きました。
まずはコース外ですが、オススメの生ハムを。
オリーブオイルのカプセルが可愛らしいです。
タパスモラキュラーバー時代ほど
分子ガストロノミーを意識させるような
派手な演出はないものの、
ジャガイモを石に見立てたストーンポテトや
エディブルフラワーとローズの泡で
春を色鮮やかに草原を表現するなど、
一つ一つの料理へのアプローチは
既存の料理とは異なるものばかり。
接客もフレンドリーで、
しかも価格はかなりリーズナブル。
これは人気が出るのも当然。
季節ごとに足を運びたくなるお店です。
東京都渋谷区上原2-8-10