今日は効率的に洋服作りを進めることの出来る、
ちょっとしたコツのお話です。


私は一時期、子供服のお店で量産品の商品を請け負って
製作するお仕事をしていた事があります。


量産品を作るとなると、
いかに手早く・丁寧に商品を仕上げるかが一番大事になります。


この時のお仕事の経験のおかげで
(だいぶ鍛えられて)
一着の洋服を仕上げる時間が
子供のシンプルなワンピースなら1時間程度しかかかりません。


どうやればそんなに短時間で縫えるのか気になりませんか?


一言で言ってしまえば、


『無駄な作業や省ける作業はしない』


という事です。


洋裁本などには、誰でも仕上げが綺麗に縫えるように、
とても丁寧な縫い方の説明が書かれています。


でも、実はは省いてしまっても大丈夫な工程もあるんです。



花生地を裁断する時、まち針でパターンと布をきちんと止めて裁断する

  →文鎮(おもり)をパターンに乗せてずれないようにして裁断する


花出来上がり線にチャコペーパー+ルレットで印をつける

  →チャコの印は付けない。(つけるとしたらボタンやポケットのつけ位置の印くらい)
  縫う時は、例えば1cmの縫い代なら、ミシンの1cmのガイドラインに沿って縫えばok


花縫い合わせるときには、ずれないようにまち針で止め合せてから縫う

  →縫い始めと縫い終わりの部分のみまち針で止めておくくらいにしておいて、
   のこりの範囲は手で合わせながら縫う


・・・と、こんな具合です。


本当に初心者の方は上のような省略型の作業はしないで下さい。

まち針無しで縫うのは、ある程度手が慣れた方でないと
やはり難しいからです。


でも工場で縫われている量産品は、この縫い方でできています。

縫う作業をする工員さんは、いちいちまち針なんか使いません。


量産品の縫い方を参考にすれば、
本当に手早く効率的に一着を仕上げることができます。


ただし、アイロンの工程は大事なので省略しないでほしいです。


私は縫うときにはほとんど待ち針は使いません。

袖付けやギャザーのある部分、襟付けのときくらいでしょうか。


一度試してみてくださいね。








イロハ通信-bannar