スメタナを含むチェコの作曲家の曲を聴く機会のその2は6月16日でした。
私のピアノ教室でもお世話になっているチェリストの谷口賢記先生が開催している「スタイナーと・ジャパンツアー2024」のコンサーは2013年から毎年室内楽のコンサートツアーを行っています。
今年は大阪から始まり秩父までの5か所であり、私は最終公演の秩父宮記念市民会館まで聴きに行きました。そして折角秩父まで行くので、1泊して秩父を少し楽しもうと計画しました。
コンサートは14時から始まりましたがその前に秩父名物のお蕎麦をいただき、お腹もいい状態でコンサートへ伺いました。
コンサートが始まる30分前にはコンサート曲がよりよく理解して聴けるようにプレトークがありました。このプレトークを聴くとなるほど!と曲がより楽しく聴けました。これは良い企画ですね。
今回のコンサートは全てピアノ三重奏曲で昨年も同じメンバーでしたこともあり、3人の絆は深く音楽の会話が自由自在でとても面白かったです。
聴きたいと思っていたチェコの作曲家のスーク、マルティヌー、スメタナのピアノ三重奏曲はスラブ特有の憂い、悲哀、情熱が伝わってきてとても楽しめました。
さてその晩はチェロの谷口先生からご紹介していただいたレストラン「クチーナ・サルヴェ」でお食事をしました。
ここのシェフのこだわり、お料理が素晴らしく大変感銘を受けました。
シェフは幼少期に極端なアレルギー体質で自分でも食べられるものそ探すようになったそうです。
年間150種類以上の野菜を自家農園で育て、調味料、肉魚類もこだわりのあるところから仕入れているそうです。ワインもオーガニックワインばかりでした。
またシェフのお兄さんが経営する秩父ビールのお店が隣にあり10種類以上の中から選んで飲めました。
私はビールとワインのお料理に合わせたペアリングにしました。お料理が美味しかったのはもちろんのことシェフとの会話もこれまた楽しかったです。
また行きたいお店になりました。
次の日は少し観光、秩父神社、紫陽花が斜面に美しく咲いていた美の山公園へ行き、帰路につきました。
いい音楽に接し、美味しいものをいただき、美しい自然に触れて良いプチ旅行になりました!