この景気対策自体はよいとしても、出馬表明前の6月7日に発表し、6月12日に出馬表明なさっているのは、タイミングとしてかなり問題を含んでいると誰もが思っているようです。

 

因みに、6月17日からWEB申し込みが始まっているそうで、申請者である都民への発送は受付から5週間後なのだそうです。

 

東京都は、これまでも、長引く物価高騰の下、都民の生活を守るため、セーフティネット支援など重層的な対策を講じてきました。
 

今般、現下の状況を踏まえ、物価高の影響を受けている低所得世帯の不安を和らげるため、利用者のニーズに合わせて1万円分の商品券や電子ポイントなど複数の種類をご用意し、生活必需品の購入を支援する「物価高騰対策臨時くらし応援事業」を開始します。
 

厳しい状況にある皆様の暮らしにお役立てください。

なのだそうです。

物価高騰対策 商品券等配布 低所得世帯を応援|My TOKYO - 東京都公式ポータルサイト

 

東京都が190万の低所得世帯に商品券1万円を支給、物価高対策 小池百合子知事が発表 - 産経ニュース (sankei.com)

 


 

■「好き嫌いドットコム」の投票結果

因みに6月23日の6時現在の東京都知事選の主な4人の候補者の方々についての「好き嫌い」投票をみてみました。

 

このサイトは「好き」に入れる人より、「嫌い」に入れる人の方が圧倒的に多い傾向があり、だいたい、若年層の方々が投票しているサイトなので、投票行動を行う有権者の好悪とは異なるかもしれませんが、参考まで。

 

田母神俊雄元空将は「好き」が50.3%で「嫌い」を少し上回っている。

普通に「嫌い」が多くなるのがこのサイトなので、「好き」>「嫌い」は珍しい現象(そういう人はかなり少ない)です。

 

昔でいうと「空軍大将」ですから、当然、安定したバランスのとれた空気感があり、人はそういう安定感を好むものですから、当然かもしれません。

 

但し、メディアの取りあげ方の偏向などもあり、若年層における知名度が他の3候補者より低く、投票している人の合計は6千人以下。(私達の年代層の間ではとても有名な方ですが)

 

石丸氏は「嫌い」が60%。「好き」が40%

 

実際の選挙で投票するのは「好き」と答える人でしょうから、3万1867人もの人が「好き」に投票しているのは(それが都民とは限らないとはいえ)意味があるかもしれません。投票者数の合計は10万人以下。

 

 

蓮舫氏は「嫌い」が76.3%、「好き」が23.65%。

但し「好き」に投票したのは2万3054人。投票者数の合計は10万人弱。

 

 

小池百合子都知事は「嫌い」が76.5%、「好き」が23.4%。

「好き」に投票したのは2万9640人。現職で知名度が高いわりに、石丸氏に負けています。投票者数の合計が11万人超。

 

 

ご参考まで、

大谷翔平選手:

「好き」が53.6%

投票者数は1桁多く50万人超。

 

羽生結弦

「好き」が65%超。

2度の五輪で金メダルをとった国民的なスターなので、投票している人の数が更に1桁多い百万人台です。

 

 

結論:

田母神俊雄元空将についてですが、18歳~30代の若年層の間での知名度が今よりももっと上がり、その人物像が広く都民に知れ渡れば、支持政党が特にない層の浮動票を他の3人よりも高い高感度で獲得できる可能性はあります。一般の有権者への知名度アップ、特に、普段は投票所に行かない若年層の浮動票の取り込みが不可欠といえます。それと、他の3候補者の「危なさ」がわかる人々、つまり愛国保守層の都民の票を取りこぼしなく、しっかり確保すれば、(不正選挙がないという前提で)勝利の可能性はあると思います。この前、日比谷の野音に集まった様な人々こそがこの方の票田だと思います。