ウクライナで近年起こった、2004年の「オレンジ革命」と2014年の「ユーロマイダン革命」に共通していること、それは背後に米国のネオコンがいたこと、ウクライナの「親ロ政権」を倒して、「親米政権(傀儡政権)」の樹立を目指したことであると指摘されています。

 

 

 

ウクライナで暗躍している米国務省国務次官ビクトリア・ヌーランド女史の夫はネオコンの代表的論者で、共和党員。マケイン大統領選出馬時の外交政策顧問経験者、リトアニア系ユダヤ人で、ブルッキングス研究所上席フェローのロバート・ケーガンという人物なのだそうです。

 

 

ヌーランド女史ご本人も父方の祖父はロシアから移民したウクライナ系のユダヤ人で、ブラウン大学を卒業後、米国務省に入省し、オバマ政権時代、国務次官補を務め、バイデン政権で再び起用されて現在は国務次官。

 

 

ヌーランド女史は「反ロシア」で有名な人物で、オバマ政権時代は国務次官補としてロシア・ウクライナ担当を務めていたそうです。

 

 

現ウクライナ大統領のゼレンスキー氏もユダヤ人で、大統領になる前はロシア語しか話せず、ロシア語で俳優(コメディアン)として国民的人気となった人物です。つまり、彼の本性は「役者」なのです。

 

 

 

 

■オバマ政権時代、ウクライナを巡って注目された「発言」

(2014年2月7日 AFP)米国務省のビクトリア・ヌーランド国務次官補(欧州・ユーラシア担当)が、2014年当時、混迷するウクライナ情勢をめぐるEUの対応をののしる電話の会話が盗聴され、インターネット上に公開されています。

 

 

2014年2月、ウクライナの首都キエフの広場を占領する市民運動家らは、親ロ政権のヤヌコービッチ政権を転覆して親米政権(前ポロシェンコ政権)を立て、これを「ユーロマイダン革命」と呼んでいるわけですが、彼らの後ろにいたのは米国のネオコン達だったそうです。

 

 

当時のオバマ政権のヌーランド国務次官補とジェフリー・パイアット駐ウクライナ大使らはこの広場を訪問。(写真)(広場で「革命組織」の国民主義運動家らにキャンディーを配って歩く姿も目撃されているとか)

 

この二人が次のウクライナ政府をどうするかという相談内容の携帯電話での会話が盗聴され、EUを罵倒する発言なども国際問題になった。

 

 

 

 

国務省によるとヌーランド氏は6日、EU側に謝罪。

 

 

問題の発言は、欧州・ユーラシア担当に昨年就任したヌーランド氏と、ジェフリー・パイアット駐ウクライナ大使との電話の内容とみられるもので、何者かに盗聴され、音声がロシア語の字幕付きで動画共有サイトのユーチューブ(YouTube)に投稿された。

 

 

ネオコンによって決定されたウクライナ政府の人事(内政干渉)

ITNニュースを購読する: http://bit.ly/1bmWO8h
米国の著名な外交官2人が交わしたウクライナの政治に関する恥ずべき電話での会話がネット上で公開された。

 

ヴィクトリア・ヌーランド米国務次官補とジェフリー・パイアット駐ウクライナ米大使の間とされる、女性と男性の音声クリップである。

 

2人は主要な野党3人と協力するための戦略について議論しているのが聞こえる。

 

ボクサーから政治家に転身したVitaly Klitschkoを新政府に入れるべきとは思わないと伝え、” Fuck the EU "とも言っているのが聞こえます。

 

会話の日付は特定されていないが、記述されている出来事は1月の最後の日に行われたようである。

 

誰がこの音声クリップをアップロードしたのかは不明で、ロシアのドミトリー・ローゴージン副首相であるという報道も確認されていない。

 

バラク・オバマ大統領は、政権がウクライナの野党を操っていることを否定しているため、このエピソードはアメリカにとって恥ずべきことだろう。

 

Report by Ashley Fudge.

 

 

 

 

 

会話の中で、ヌーランド国務次官補が「EUなんかくそくらえ」と発言したのは、EUが米国ネオコン達の意図にあまり協力姿勢を示さなかったことへの不満からのようです。

 

米政府関係者はこうした会話が交わされたことは否定しなかったが、詳細な説明は避け、ロシア当局が米外交官の通話を盗聴した疑いがあると名指しで非難した。

 

国務省のジェン・サキ報道官は、会話が盗聴され公開された経緯は不明だとしつつ「明らかに、これはロシアの情報活動の新たな手法だとみている」と述べた。

 

ジェイ・カーニー米大統領報道官も、問題の発言を「ロシア政府によって(マイクロブログの)ツイッターで拡散されていることからみて、ロシア政府の役割のようなものがあったのではないか」と述べた。

 

■ヌーランド国務次官補(当時)と駐ウクライナ大使の会話内容

ヌーランド氏とパイアット大使は、ウクライナ野党指導者のアルセニー・ヤツェニュク(Arseny Yatsenyuk)氏を新首相に、ビタリ・クリチコ(Vitali Klitschko)氏を副首相に登用するというビクトル・ヤヌコビッチ(Viktor Yanukovych)大統領が先月提案した妥協案について協議していたとみられる。ヤツェニュク、クリチコ両氏はこの妥協案を拒否。

 

 

盗聴された会話の中でヌーランド氏は、国連の潘基文(事務総長がオランダのロバート・セリー元駐ウクライナ大使を国連特使としてウクライナへ派遣する意向だと聞いたと明かし、「そうなれば素晴らしい。このばらばらな状態を国連が手堅くまとめてくれるだろう。EUなんか、くそくらえ」と、ウクライナ情勢をめぐり対応を異にするEUへの不満をぶちまけていたらしい。

 

 

お写真は若い頃のお姿のようですが・・・

 

 

■ロシアによるウクライナ侵攻を誘導した現在のヌーランド国務次官(政治担当)のウクライナにおける対ロシア戦略(生物化学兵器の偽旗作戦?)

米国務省ナンバー3のビクトリア・ヌーランド次官(政治担当)は8日、ロシア軍が侵攻したウクライナにある生物学研究施設を掌握する可能性について懸念を示すとともに、これを阻止するためにウクライナ軍と連携していると表明した。

 

ヌーランド次官は議会上院外交委員会の公聴会で、ウクライナが生物兵器を保持しているかとの質問に対し、「ウクライナには生物学研究施設があり、ロシア軍が掌握しようと試みるのではないかと深く懸念している」と語った。

 

さらに次官は「これらの研究材料がロシア軍の手に落ちるのをどのように防ぐのかについて、ウクライナ側と連携している」と強調。

 

もしウクライナ国内で生物兵器や化学兵器による攻撃が起きた場合、ロシアが関与していると考えられるかどうかとのマルコ・ルビオ上院議員の質問に対し、ヌーランド氏は「私の中では全く疑いの余地がない」と述べた上で、「自らが計画していることについて他人を非難するのはロシアの古典的な手口だ」と指摘した。

 

ロシア外務省は6日、米国防総省が資金援助したウクライナの軍事的な生物兵器プログラムの証拠を隠滅した形跡を、ロシア軍が発見したとツイッター(Twitter)に投稿している。(c)AFP

 

ロシア側の主張については以前拙ブログでもとりあげております。よかったらご参照ください。

 

 

 

 

 

ある米国人の自国のDSに対する冷ややかなこんな意見もあります。

現在占領しているアメリカ政府は、2020年の選挙を不正操作し、コビド生物兵器を作り、mRNA「ワクチン」注射でアメリカ国民を大量絶滅させようとしている非合法の反逆的犯罪カルテルであることを認識している。

 

 

彼らは真の "アメリカ "を代表していない。

 

 

現在D.C.の沼地にいる犯罪カルテルは、人工生物兵器やDNAを変化させる遺伝子治療注射によって、何百万人ものアメリカ人を積極的に絶滅させようとしているのである。

 

 

自滅的な米国の政治指導者たちは、ウクライナ紛争をロシアとの核交換に積極的にエスカレートさせようとしている。

 


米国のディープ・ステートが、ウクライナの市民に対する化学攻撃を偽装し、それをロシアのせいにしようとしていることは、もはや明白である。

(中略)

 

彼らが今行おうとしているのは、ロシアとの宣戦布告であり、それに続いて合衆国憲法を停止し、アメリカに実質的に軍の戒厳令を布告することだ。

これに続いて、全国的な銃の没収が試みられるだろうが、これも失敗に終わるだろう

引用元:

 


参考:

元ウクライナ大使の馬淵睦夫氏のウクライナ情勢の解説です。