少し前に、meganeさんから教えて頂いた内容ですが、「米軍のコロナワクチンによる健康被害の実態」についての記事です。とても深刻な内容ですし、同盟国である米軍の弱体化は日本にとっても良い話題では勿論ありません。

 

 

ですが、現在3回目のブースターワクチンの接種率が日に日に増していますし、米軍のデーターは厳密に管理されたものなので、信頼度が高く、参考にして頂きたいと思います。

 

 

米国のロン・ジョンソン上院議員がオースティン国防長官に送った書簡(2022年2月1日付)の内容をご紹介しておきます。

 

 

3名の内部告発者らが米国防総省の防衛医療疫学データベースの「DOD 医療請求データ (DMED)」で計算した内容を、彼らの代理人であるトーマス・レンツ(Thomas Renz)弁護士と共に共和党のロン・ジョンソン上院議員が1月24日の「A Second Opnion」と題する座談会(パネルディスカッション)で有名な医師や医療専門家グループと共に議論を行った後、国防省がその後にデーターを削除、改竄したことに対し、2月1日付でオースティン国防長官宛に送った質問の書簡のようです。

 

 

米国防省は「国防省防衛医療疫学データベース(DMED)のデーターは2016年から2020年の間に病状数を過少に報告されている」として、意見書は2016年から2020年までの情報がデータベースで修正される前に書かれたものであり、(2016年~2020年のデーターは不正確なので比較すべきでないとして)正確を期すため、それ以降の投稿は削除してしまったのだそうです。

 

 

しかし、トーマス・レンツ弁護士によって示されたデータセットは、米軍に所属するすべての個人の既往症、病歴、個人データに関する最新のデータを含んでいるという点で特別なもの(貴重なデータ)でありこのデータセットは高度に管理された閉鎖的なもので、国防総省(DOD)の職員だけがこのシステムに入り、医療従事者だけがこのシステムにデータを入力することができるという極めて正確な数字なのだそうです。

 

 

つまり、VAERS(注)の限界を理由にVAERSを批判する人々にとって、このデータセットはかなり信頼度が高いようです。

 

 

国防省の内部告発者が、軍人の病状増加を示すデータを公開、COVID-19ワクチンの安全性に懸念を表明 

ワシントン発-火曜日、常設調査小委員会の上級委員であるロン・ジョンソン上院議員(ウィスコンシン州選出)は、ロイド・オースティン国防省長官に書簡を送り、COVID-19ワクチンに関連すると思われる軍人・軍属の負傷に関する国防省の内部告発者3人の報告について強調しました。

 

1月24日に行われたCOVID-19と題する同議員の座談会では、COVID-19の有効性と安全性についての議論が行われました。

 

「A Second Opinion」と題する1月24日の座談会で、上院議員は、軍人の間で医療診断が劇的に増加していることを示すDODデータベースのデータについて証言を聞いた。

同議員は、「国防医療疫学データベース(DMED)のデータに基づき、国防総省(DoD)の3人の内部告発者を代理する弁護士トーマス・レンツは、これらの内部告発者が2016年から2020年の5年間の平均と比較して2021年に流産、癌、その他多くの医療状態のDMEDへの登録診断が著しく増加していることを発見したと報告している」と記した。

 

 

例えば、座談会でレンツは、神経症の登録診断が5年平均の8万2000件から2021年には86万3000件と10倍に増えたと述べています。"

また、ジョンソン議員は、"心筋炎の登録診断を示すDMEDデータの一部がデータベースから削除されていた "ことに懸念を示した。

軍広報担当者は、DOD医療監視システムの5年間は巨大な不具合に悩まされていたと主張

2022年2月1日

 


 

ご自身のHP内にも、「ジョンソン上院議員からオースティン長官へ:DODは軍人の医療診断の増加を見たか?」というタイトルで書簡が掲載されています。

 

オースティン長官へ
 

2022年1月24日、私は世界的に著名な医師や医療専門家を招いて円卓会議を開催し、COVID-19ワクチンの有効性と安全性、パンデミックへの対応全般についてそれぞれの見解を述べました。  

 

その円卓会議で私は、国防総省(DoD)の3人の内部告発者の代理人であるトーマス・レンツ弁護士から、軍人の医療診断の劇的な増加に関する不穏な情報を明らかにした証言を聞きました。

 

 懸念されるのは、これらの増加が、軍人が摂取を義務付けられているCOVID-19ワクチンと関連している可能性があるということです。

レンツは、国防医療疫学データベース(DMED)のデータに基づき、これらの内部告発者が、2016年から2020年の5年間の平均と比較して、2021年には流産、癌、その他多くの医療状態のDMEDへの登録診断が大幅に増加することを発見したと報告しました。  

 

例えば、座談会でレンツは、神経症の登録診断が5年平均の8万2000件から2021年には86万3000件に10倍も増えたと述べた。  また、以下の病状についても、2021年の登録診断が増加しています。

高血圧症 - 2,181%の増加
神経系の病気・・・1,048%増
食道の悪性新生物・・・894%増
多発性硬化症 - 680%増
消化器の悪性新生物-624%増
ギラン・バレー症候群 - 551%増
乳がん - 487%増
脱髄性 - 487%増
甲状腺およびその他の内分泌腺の悪性新生物 - 474%増
女性不妊症 - 472%増
肺塞栓症 - 468%増
偏頭痛 - 452%増
卵巣機能不全 - 437%増
精巣がん - 369%増
頻脈 - 302%増
 

また、レンツは、心筋炎の診断が登録されているDMEDのデータの一部がデータベースから削除されていることを教えてくれた。  

 

DMEDのデータが改ざんされているとの指摘を受け、私は直ちに1月24日、DMEDに言及、関連、または報告したすべての記録を保存するよう、あなたに手紙を書きました。  この要求に応えたかどうかは、まだ聞いていない。

レンツは座談会で、DMEDの情報を暴いた勇敢な内部告発者、サミュエル・シゴロフ博士、ピーター・チェンバース博士、テレサ・ロング博士の名前を明かしました。 

 

これらの人物に対する報復措置は許されず、直ちに調査されます。 国防総省がCOVID-19ワクチンによる軍人の被害について認識しているとすれば、それをよりよく理解するために、私は以下の情報を提供するよう要請します。

DoDは、2016年から2020年の5年間の平均と比較して、2021年のDMEDにおける流産、癌、またはその他の病状の登録診断が増加していることを認識していますか? もしそうなら、これらの診断の増加の根本原因を調査するためにDoDが取った行動を説明してください。
 

2021年1月から2021年12月までに、DMEDにおける心筋炎の登録診断がデータベースから削除されましたか? もしそうなら、この情報が削除された理由と時期を説明し、誰が削除したのかを特定してください。
 

 

この情報はできるだけ早く、遅くとも2022年2月15日までに提供してください。 この件にご関心をお持ちいただき、ありがとうございます。

敬具

ロン・ジョンソン上院議員がオースティン国防長官に送った書簡全文

https://www.ronjohnson.senate.gov/services/files/FB6DDD42-4755-4FDC-BEE9-50E402911E02

 
 

日本には、こういった内容の意見書を提出して下さるような気骨のある国会議員さんっておられるんでしょうか?自分の選挙区での票に直接繋がらないこと、周囲に煙たがられること、ベクトルが周囲とは異なることは一切やらないのでしょうね。

 

 

ですが、最も大切なことは、有権者一人一人、普通の市民がもっと賢くなることです。正しい判断力をもつことです。ダメダメな政治家を淘汰するような判断力のある賢い市民となることが、ひいては、あなたの選挙区の政治家を動かす力になるからです。

 

 

 

(注)DMED

米国防省(DoD)の防衛医療疫学データベース

 

 

(注)VAERS

Vaccine Adverse Event Reporting System (VAERS)
• 早期に予防接種安全性に関する問題を発見するモニタリングシステム。
• 1990年に創設、CDCと FDAが管理。
• 予防接種後の有害事象の「自発的」報告を受けて解析する。
• 年間40,000~50,000件の報告。
• いかなる報告者でもレポート提出可能。
• 個人情報は保護される。
• オンラインでの報告が主。他の報告方法もあり。
• 一定の疾患には報告義務あり。
• 重症例については報告者に連絡してその後の経過について聴取し評価。
• 日本におけるPMDAの副反応疑い報告制度と同様のシステム。

https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000776374.pdf