1月4日現在で、東京都のオミクロン感染者の約7割がワクチン2回接種済みの人々なのだそうです。NHKが報道しているようです(だから3回目を接種しましょうと、促したい?)

 

 

具体的には1月4日までの数字で東京都のオミクロン感染者55人中37人が2回接種済み、1人は3回接種済み、2人が1回接種済み、15人が未接種だったという内訳のようです。

 

 

同様のことがドイツでも報告されています。

 

 

■ロベルト・コッホ研究所の発表

ドイツの研究機関「ロベルト・コッホ研究所(RKI)」が12月30日に発表したデーターに、ドイツ国内で新規の新型コロナ感染者のワクチン接種状況についての情報が含まれていたそうです。

 


RKIの報告書では、新規感染者の6788人の症状なども記録されており、オミクロン感染者の大半は軽症または症状がなかった。6788人中の124人が入院し、4人が死亡。

 


この調査でオミクロン感染と報告された4206人(全症例の95.6%に相当)は、COVID-19ワクチンを少なくとも2回接種していた。

 

 

ドイツ政府の修正データでは、オミクロン症例のワクチン接種率は78.6%であることが明らかになった。


(修正前のデータでは)オミクロンに感染した人のうちワクチン未接種者はサンプル全体で186人しかおらず、修正後のRKIの数字では、1097人(16%)のワクチン未接種者が報告されており、4020人がワクチン完全接種者で、この変種に感染する可能性は3.7倍であったことになる。

 

 

接種者の内、ブースターワクチン接種者が1137人(17%)だった。

 

引用元:

 

 

ドイツの人口は8378万人。

COVID-19ワクチン接種率は1月6日現在で、(ジョンズホプキンス大学のデーター)2回目が71%、3回目が既に40.6%のようです。過去記事にある同大学からの引用データーから、2021年11月19日現在では1回目69.7%、2回目67.3%でした。

 

11月19日現在でドイツでは未接種者が約30%だったことがわかります。

 

 

 

1月6日現在の未接種者が29%として、1097÷29:4020÷71=38:57=1:1.5となり、母集団の人口で補正しても、ワクチン接種者の方が未接種者の1.5倍ほどはオミクロン株に感染し易いということが言えそうです。


米国のトランプ政権時代の大統領首席戦略官を務めていたスティーブンバノン氏は、RKIのデーターについて、National Pulseの中で、「このデータは、ワクチンがオミクロン変異体への感染を防ぐのに何の利点も与えないことを示すように見える。製薬会社が米国でのロビー活動において、財政的にも雇用された人員であるなど過去最高水準に達したことを受けている」と指摘。



また、「COVID-19ワクチンの副作用や副反応を批判する人々への検閲が厳しい中、大手製薬会社ファイザー社がFacebookなどのソーシャルメディアプラットフォームやロイターなどのメディアと利害関係があることも明らか」と述べています。

 

 

 

■「ロベルト・コッホ研究所の報告書(全15ページ)

表紙

(ドイツ国内の)COVID-19の疑い例や症例、SARS-CoV-2の実験室での証拠は、感染保護法(IfSG)に基づき、公衆衛生局に報告されます。後者は土地の管轄当局を経由して、ロバート・コッホ研究所(RKI)にデータを送信される。

 

 

レポート中では、実験室で確認された(核酸検出または病原体の分離)COVID-19の症例について、RKIに送信されたデータを示している。また、他の監視システムや調査からのデータも紹介する。



RKIに送信された案件は、毎日ダッシュボード(https://corona.rki.de/)上で更新され、デイリーシチュエーションレポート(www.rki.de/covid-19-situationsbericht)として公開。現在の分類との週次比較は、本日の週報(常時木曜日)で紹介している。

(下記の内容は14ページ目から抜粋)

臨床・疫学データ


報告システムで利用可能なオミクロンの事例については、追加情報が一部判明している。


6,788例で、その大半は無症状または軽症。患者から最も多く報告された症状は以下の通り。


鼻炎(54%)、咳(57%)、咽頭炎(39%)。

 

 

入院患者数:124名が入院し、4人が死亡。海外での感染は543例(5%)。

 

 

1,097人がワクチン未接種、4,020人が完全接種、このうち1,137人にブースター接種を実施していた。

 

 

感染データをもとに再感染を確認したところ、全オミクロン感染者のうち148人が再感染しており、再感染者は確認できなかった。
 

 

再感染した人の中に既往症はなかった。
 

 

ドイツではこれまでに発生したオミクロン症例の分布として、連邦州全てで検出された。

 

https://www.rki.de/DE/Content/InfAZ/N/Neuartiges_Coronavirus/Situationsberichte/Wochenbericht/Wochenbericht_2021-12-30.pdf?__blob=publicationFile

 

 

バノン氏によれば、「NY市やワシントンD.C.を含む多くの都市が、オミクロン変種の拡散を防ぐためにワクチンの義務付けを展開している。バイデンホワイトハウスは、裁判所に阻止されたにもかかわらず、連邦政府のワクチン義務化を追求し、飛行機での国内旅行者全員に予防接種を義務付ける可能性も持ち上がってきた」とのことです。

 

 

 

EU諸国や米国などワクチン接種率の高い国々では連日、6桁の新規感染者が出ているようです。治療薬もあり、症状も軽度でしかないオミクロン株に対して、(コッホ研究所の報告からも)殆ど感染予防効果がないことがわかっているブースターワクチンを日本政府が今後も勧めるのは何のためなのでしょうか?

 

 

それから、イスラエルでは去年の12月に医療従事者や60歳以上の高齢者に対して4回目の接種を決定し、現在開始しているようです。

 

 

 

 

■コロナ感染者もコロナ死者も「mRNAコロナワクチン」接種率の高い国に集中している実態

2022年1月5日現在、全人口に対するワクチン接種率

 

2022年1月6日現在の新型コロナウイルス感染マップ(累積数)

 

 

 

 

 

 

2019年現在で人口13億人を抱えるアフリカ大陸の国々ではワクチン接種率は低く、新型コロナ感染者も死者も少ない。

 

 

一方、約5億人のEU諸国、3億人の米国、4億人の南米諸国はワクチン接種率が高く、特に、米・英・仏では感染者が現在では6桁台で増加中で、死者数も次第に累積しています。

 

 

mRNAワクチンの開発者であるロバート・マーロン博士が指摘なさっている通り、接種率が高い国々でむしろ感染者数もコロナ死者数も累積し続けていることは否定しようがないのです。

 

 

その上、ワクチン接種後に(ワクチン接種との因果関係を評価出来ずとされながらも)亡くなっている人の数はどの位になるのか、報告されていない数も相当数あると思われます・・

 

 

 

 

もうそろそろ、多くの接種済みの方々にもこの「コロナワクチン」の正体に気づいてもらいたいものですが、この期に及んでも3回目の接種を煽る呼吸器内科医などもいるようで・・・

 

 

 

訂正

WHOはむしろ、3回目を接種すべきではない、アフリカにまわすべきと言っているそうです。

 

 

WHOは世界中に「ワクチン」をばら撒くことを最優先と考えているようです。