高橋大輔選手の数々の名プログラムの中で最も記憶に残っているのが、フュギュアスケート日本男子として初の五輪メダルを獲得した2010年バンクーバー五輪(銅)や2010年トリノ世界選手権(金)のときのFSのプログラム「道」です。

 

プルシェンコのコーチだったミーシンコーチが「アーティスト」と絶賛した高橋大輔選手のステップテクニックが遺憾なく活かされたプログラムです。男子シングル選手層がここまで厚くなったのも、羽生結弦選手はもちろん、彼の前に世界のトップレベルで戦った本田武史氏や高橋大輔選手がいたからこそですね。

 

代々木国立競技場やさいたまスーパーアリーナなどに何回か観にいきましたが、あの頃のスケート会場では羽生選手や真央ちゃんよりも、誰よりも高橋大輔選手の横断幕が一番多くて、その人気の高さが伝わってきました。本当にファンに愛された選手でしたね。

 

2010年トリノ世界選手権のFS [道」

 

 

男子シングル選手としてこれまで平らな「道」ではなく、つらい時期もあったと聞きます。本当にお疲れ様でした。

アイスダンスに転向してまた選手を目指すという話も聞きますが・・・Good luck!

 

参考:

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%A9%8B%E5%A4%A7%E8%BC%94_%28%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%88%E9%81%B8%E6%89%8B%29