じゃがりこ卓のTRPG -3ページ目

じゃがりこ卓のTRPG

TRPGの布教でもしようかと思って使ってなかったブログを再開します

・レネゲイドウィルス

感染し侵蝕されることで、超常的な力を発揮することが出来る。
力を得る代償として、使い過ぎるとレネゲイドに侵蝕されてしまう。侵蝕され過ぎると欲望のままに暴走してしまい、表世界に還ってこれなくなる。
最終的に自らを制御できている者を「オーヴァード」、侵蝕されて自らの欲望の為だけに暴走している者を「ジャーム」と呼ぶ。


・UGN

「ユニバーサル  ガーディアンズ  ネットワーク」の略。
オーヴァードと一般人の共存を目的とする組織。縦社会。基本的にこの立場のキャラを作ることが多い。事件に関わらせ易いから。
あと、困ったらUGNの名前を使うことでも有名。


・FH

「ファルツハーツ」のこと。
オーヴァードを公にし、オーヴァードが支配する世界を目指している。力の強い者が上に立つが、欲望の為に動くので連帯感はない。ある意味横社会。


・イリーガル

組織に属するわけでもないが、有事の際には協力する協力者のこと。
体のいいパシリにも使える。


・シンドローム

レネゲイドによって得た力を、大まかな分類に分けるための言葉。


・ロイス

オーヴァードがジャームにならない為の、心のつながり。人を思う力。
ロイスがなければ侵蝕率を下げられないので、このゲームの貴重なリソース。
他にも、ロイスを使うことで強力な効果を得ることも可能。
生きたければロイスを結ぶのだ。


・ゲームの進行内容

準備→オープニングフェイズ→ミドルフェイズ→クライマックスフェイズ→エンディングフェイズ→後片付け

準備は、キャラの確認やシナリオの今回予告などをしてゲームを始める事前準備をする。
オープニングフェイズは、それぞれのキャラがシナリオに入っていくのかを演出する。
ミドルフェイズは、一番やることが多いフェイズ。情報収集やミニイベントなど、シナリオの大多数を占める。
クライマックスフェイズは、ラスボスとのバトル。
エンディングフェイズは、シナリオが終了する時のキャラそれぞれに話の終点を演出する。
後片付けは、キャラの整理や経験点の配布が主。普通の後片付けもする。








このままシンドローム紹介の記事を書きます…
追い詰めていかないと間に合わない…
PC1
シーン1


高校からの帰り道、瀬名こはくは一人帰路についていた。奥手な性格に加え、占い師をしていることを秘密にする為に交流を避けてきた結果である。
今日の晩御飯はどうしよう…そう考えていると、目の前に少女が現れる。小学四年生の平均と同じくらいの身長、黒髪を肩に掛かる手前で切り揃え、右側の耳辺りの髪は白いメッシュが入っており、左目に医療用眼帯をつけている。少女の素振りは人を捜しているものだ。
「どうしたの?こんなところで何してるの?」
瀬名に声をかけられた少女は元気よく「お母さんを捜しているの」と答えた。幼女の光輝く笑顔に思わず鼻を押さえる瀬名。少し落ち着いたところで少女に質問をする。
「何でお母さん捜しているの?迷子?」
「違うよ、お母さんのお仕事している姿を探しているの!毎日の日課だよ」
そう少女は答えると交番の人に手を振りながら駆け寄っていく。いつも同じことをしているのが交番の人の表情からも見てとれる。
「あ、名前聞いておきたかったな…」
少女を遠くから見ながら瀬名はぼやく。まあいっか、と気持ちを切り替えて帰路につこうと動いた時、着信が入る。瀬名のスマホに電話をするのはほぼ一人しかいない。UGNの支部長だ。出たくないが、出るまで鳴らし続けられる為、仕方なく電話に出る。
「もしも
「し・ご・と。」プツッ
「………」
こちらの発言を遮って用件だけ叩きつけて勝手に切る。いつもの依頼の仕方だ。
イリーガル(協力者)に依頼の電話をするということは、相変わらず人手が足りていないのだろう。できれば拒否したいが、残念ながらこの市にいるイリーガルは全員あの支部長に弱味を握られている。
憂鬱になりながらもUGN支部へ向かう。





PC2
シーン2


猫羅斗市中心部の駅から徒歩8分程の場所にある10階建のビル。このビルには、猫カフェやドッグカフェから変わり種の生き物カフェが入っている、通称「カフェビル」。このカフェビルこそがUGN猫羅斗市支部である。ちなみに、働いている従業員は全てUGN職員である。その地下にある訓練ルームに一人の人間がいた。
「………………………」
ただ、ひたすらに。無言で壁を殴り床を蹴る。萩原木々はストレス発散をしていた。
ここ最近は支部長もまともに相手をしてくれないし、有象無象たちはこの力を使える仕事を回して貰えない。鬱憤がオーラのようになって、他人から見ても関わりたくない雰囲気になっていた。
萩原の行動理念は単純明快、興味を持つかどうか。支部長や強者には興味を持つが、その他はただの有象無象に過ぎないのだ、彼女には。
憂さ晴らしにもストレス発散にもならない八つ当たりを終えて訓練ルームを出ようとすると、スマホに留守電が入っていた。
今の萩原なら確認もせずに電源を落とすだろう。しかし、戦闘に餓えている萩原は野生の勘で確認した。何かあると。
「し・ご・と」
たったこれだけである。だが、たったこれだけで萩原は嬉々としていた。
あの支部長が、私に、力を使う機会をくれた。
それだけで彼女は動く。スキップ気味で鼻歌を歌いながら階段を駆け上がる。
壁や床が半壊した訓練ルームを放置して。




PC3
シーン3


カフェビル最上階の一室。そこに体を黒光りさせながら書類整理をしている少しだけマッチョな筋肉ダルマがいた。
仲井川ビリーソン。愛称はビリー。刑事だ。なのだが…何故かここの支部長にこき使われている。今日は朝からずっと支部長室に閉じ込められて書類整理をさせられているのだ。
「何で俺がこんなことを…せにゃならんのだ…」
と、文句を言いつつも、判子を押して書類の山を動かしている。
似非マッチョなだけで、肉体労働は得意ではないビリーは、少し休憩をしようとする。
ふと、1枚の書類が目に留まる。UGNの敵対組織であるFH(ファルツハーツ)の人間をまとめた内容だ。そこに一番大きく載っていたのは、「ディアボロス」だ。
休憩がてら目を通そう。そう思って読みふけるビリー。
…背後の冷たい視線に全く気付かずに。








~~GM追記~~
10日以上もかけるとかアホちゃうか←
はい、すいませんでした。

さて、今回のオープニングはこのような形式にしましたが、次からはPLとPCの発言を分けます。喋ろうとしないPCがいるので…
オープニングはPCもPLも大差ない発言しかなかったので、この形式になったんです。

本来は、シーンに登場する時には侵蝕率を10面ダイスを1個振って出た出目分を上昇させるのですが…
それらが記録されている紙をPLに預けたのが間違いでした…
まあ私が回収しても、チェックの付け方が悪くて途中の侵蝕率が分からないものもあったので意味なかったのですが。塗り潰しはやめてよぉ…
なので、次からはだいたいの侵蝕率上昇を書きます。今回のオープニングは、PC1は4、PC2は7、PC3は6くらいでした…確か。

次のシナリオをする日が決まったので、それまでにこの連載を終わらせなきゃ…
やることが多いなぁ、と思う今日この頃でした。


続けてダブルクロスの基礎知識をまとめた記事を書きます。
ザックリ説明なので、ソーナノカー程度の理解しか出来ませんが、それで充分なのがTRPGのいいところですね。
PC1…籏イチ

名前/瀬名こはく(セナコハク)
コードネーム/アンバー
17歳/女
ワークス/占い師     カヴァー/高校生

クロスブリード:エンジェルハィロゥ/モルフェウス

肉体3/感覚6/精神2/社会1
射撃3:知覚1:芸術2:RC1:意志2:交渉1:情報2(噂話)

HP/28
行動値/14
財産ポイント/2

出自/双子
経験/大事故
邂逅/幼子
覚醒/忘却
衝動/殺戮
基本侵蝕値/35

コンセントレイト:エンジェルハィロゥ  lv2
スターダストレイン  lv3
光の手  lv1
アーマークリエイト  lv3
インフィニティウェポン  lv1

大事故が切っ掛けで、オーヴァードに目覚めた理由を忘れた気弱な高校生。オーヴァードの力でセコい占い師をして小遣いを貯めている。

~GMの追記~
コンセントレイトはアタッカーならほぼ全員必要となるクリティカル値をlv分下げるエフェクトです。コンストラクションで作成すると自動で取得出来るので問題ないです。
スターダストレインは、攻撃の範囲と対象をそれぞれ視界とシーン選択にするエフェクトです。シナリオ中1回しか使えず、攻撃力が(20-lv×5)下がるのでコンストラクションでの取得は余りオススメしません。このキャラの場合、攻撃力が5下がります。
光の手は、RC技能の判定を精神ではなく感覚で代用するエフェクトです。
アーマークリエイトとインフィニティウェポンは、それぞれ防具と白兵武器を造るエフェクトです。
さて、DX3rdに詳しい方ならもう気付いているでしょう。このキャラ、何をやりたいのか定まっておりません。RC攻撃は一度きり、防具と白兵武器を作って接近戦をする…彼女曰く「ネットのオススメ見てエフェクト選んだ」そうで。GMもエフェクト見て(コイツはヤベェ)と思いましたが、あえて言及せずにスルーしました。だって…
面白いことになりそうな気がしたんですよ(*´ω`*)
皆さんはちゃんと頭を使って考えて選びましょう。初心者ならルルブを読み込むか、経験者と一緒に作ってもらいましょう。



PC2…穹ミン

名前/萩原木々(ハギワラキキ)
コードネーム/ヴァローナ
20歳/女
ワークス/暗殺者     カヴァー/大学生

クロスブリード:ブラックドッグ/キュマイラ

肉体6/感覚3/精神2/社会1
白兵3:回避2:運転2(四輪):射撃1:知識2:情報4(裏社会)

HP/35
行動値/8
財産ポイント/2

出自/天涯孤独
経験/伝説
邂逅/師匠
覚醒/無知
衝動/闘争
基本侵蝕値/31

コンセントレイト:キュマイラ  lv2
獣の力  lv5
破壊の爪  lv1
鷹の翼  lv1
スタンボルト  lv1

宵闇に紛れて100人殺しをした血生臭い大学生。鴉の翼で飛び、狼の爪に電流を纏わせて暗殺をしているそうな。
師匠に置いていかれ、UGN猫羅斗支部支部長にボコボコにされたため、この市に留まっている。

~GM追記~
獣の力は、攻撃力を(lv×2)上げるエフェクトです。
破壊の爪は、腕を鋭い鉤爪へ変えて攻撃力などを強化するエフェクトです。剣などを使った攻撃には反映されず、素手で殴るタイプになります。
鷹の翼は、翼を生やして飛行状態になって回避のダイスをlv個増やすエフェクトです。飛行状態は基本的に得する場面がなかなか無いですが、キャラの演出のため取得したそうです。
スタンボルトは、ダメージを与えた相手にバッドステータスの放心を付与するエフェクトです。放心は判定のダイスを-2するものですが、行動値が低いこのキャラではうまく機能しないエフェクトです。キャラの演出のため取得したに等しいですね。
素手でボコボコにする典型的な白兵タイプです。しかし、移動系エフェクトが無いため攻撃がワンテンポ遅れてしまうという欠点があります。
キュマイラを組んだキャラなら、ハンティングスタイルという移動系エフェクトを取得しましょう。



PC3…仲ビリ

名前/仲井川ビリーソン(ナカイガワビリーソン)
コードネーム/ビリーズブードキャンプ
24歳/男
ワークス/刑事     カヴァー/大学生

クロスブリード:ブラム=ストーカー/モルフェウス

肉体2/感覚7/精神1/社会2
回避1:運転2:射撃4:知覚1:交渉1:調達1情報1(裏社会)

HP/25
行動値/15
財産ポイント/5

出自/姉妹
経験/平凡
邂逅/恩人
覚醒/死
衝動/闘争
基本侵蝕値/34

コンセントレイト:ブラム=ストーカー  lv2
ハンドレッドガンズ  lv2
滅びの一矢  lv2
ペネトレイト  lv1
不死者の恩寵  lv3

コネ:情報屋

事故で死んだことを切っ掛けにオーヴァードに目覚め、父のコネで刑事になったばかりの大学生。刑事のことは秘密なので偽装のために大学生を続けている。
アメリカ人とのハーフだが日本生まれ日本育ちのため英語は喋れない。日焼けで黒々としており、マッチョだが見た目だけの筋肉らしい。

~GM追記~
ハンドレッドガンズは、銃を造るエフェクトです。
滅びの一矢は、ダイスをlv+1個増やすエフェクトです。ただし、エフェクト使用後にHPを2失います。
ペネトレイトは、装甲値を無視してダメージを与えられるがダイスが1個減るエフェクトです。装甲値は防具の防御力です。
不死者の恩寵は、HPを回復するエフェクトです。[lvD+肉体]点回復します。このキャラの場合、3個のダイスの合計と肉体の2点を合わせた数値分回復します。
コネ:情報屋は、情報(裏社会)の判定時に使用することでダイスを2個増やすアイテムです。アイテムは財産ポイントを使って常備化することが出来ます。
GMがキャラ作成に協力したので、まだマシな完成度だと思います。欲を出すなら、HPを失う又は消費するエフェクトをもう1つ取得すると良いかもしれませんね。





~~GM総記~~
全員ハウスルール2で「エフェクト1つのlvを2上昇」を選んだため、エフェクトlvが普通のコンストラクション作成より上がっています。
コンストラクション作成と、上級者向けのフルスクラッチ作成の2つが基本になります。そのどちらも自動で取得するエフェクトがあります。ワーディングとリザレクトです。
ワーディングは、エキストラやトループに感知されなくなるエフェクトです。オーヴァード以外のモブに認識阻害を行うものですね。気を失って倒れたり、無意識にその場から離れたりと効果は発動者次第です。
リザレクトは、HPが0になった時にダイスを振って回復するエフェクトです。自動回復ですね。しかし、侵蝕率が100を超えると発動出来ません。最終決戦は基本的にリザレクト無しだと思って下さい。

HC(ヘルプキャラクター)はシンドローム紹介の時に紹介します。
ちなみに、HCは何人かトラップになっています。理由はエフェクトの構成です。
もし滅茶苦茶強いキャラを作りたいなら、エフェクトの取得数を減らしてエフェクトlvを最大まで上げればいいだけなんです。
しかし、ハウスルール1で示した条件は「イージーエフェクトを除いたエフェクトを最大数まで取得」です。
支援キャラはコンセントレイトが要らないので、その分エフェクトが1つ多くなりますが、アタッカーは9個のエフェクトを取得しなければなりません。そのうち4つはコンストラクションで選び、2lv分がフリーとなっています。残り5つのエフェクトとlv上昇を、経験点100で賄うのです。
エフェクト取得に15点、lv上昇に5点の経験点を使うので、5つのエフェクト取得に75点使います。残りの25点で出来るlv上昇は5だけです。
エフェクトの数が多いだけでは以外とダメージが出せないんですよ、ダイス振ってみると。あと、エフェクトは使用する度に侵蝕率が上昇します。コンセントレイト含めた10個を同時に発動すると20を軽く超えるんですよ、これマジでヤバい。それでダメージ30とかも普通にあります。
HCはエフェクト多くて強いと思うかもしれませんが、案外並です。平均より少し出目が良くなるかな~ぐらいです。まぁ中にはブッ飛んだキチガイ火力出す奴も居たんですけどね。
それを見抜けるのかもあの三人次第って感じですね~。






キャラ紹介忘れてた訳じゃないんです、長くなるから分けたんです…
戈「まずは、モノプレイかキャンペーンのどちらの形式でするか聞いてもいい?」
籏「その2つはどう違うん?」
戈「モノプレイは単発で、作ったキャラもそれっきりで終わる…漫画なら読み切りダゾ。キャンペーンは同じキャラを育てながら何回も遊ぶ…漫画なら連載ダゾ」
穹「それやったらキャンペーンの方が良い」
仲「俺もそれでええよー」
戈「OK、なら作ったシナリオの調整は要らんな…よかった
さて、ステージの紹介をする前にハウスルールを発表するぜよ」
穹「人数少ないからハウスルール考えたんや」
戈「その通り。ちょっと長いからよく読んでね」


~じゃがりこ卓ハウスルール~DX3rd ver

1、
人数合わせと役割増加のため、ヘルプキャラクター(以下HC)を1~2名使用する。
HCの作成方法はコンストラクション。経験点を100追加し、エフェクトにのみ使用する。ピュアブリードで、エフェクトは最大数まで取得。イージーエフェクトは除く。シンドローム毎に1名、合計12名分用意する。
運用方法
・基本的にPCと同じ扱いとする。
・情報収集は2回まで。戦闘は、アタッカーはシーン中1回のみ攻撃可。支援は制限無しとする。
・戦闘ではPLが行動を決め、GMが演出を行うとする。
・1度使用したHCは次から使用不可とする。全HCを使用すると再度使用出来る。
・HCが得た経験点は他のHCに使用。ただし、エフェクトレベルにのみ使用可能とする。

2、
PLは、「エフェクトの新規取得」or「エフェクト1つのレベルを2上昇」のどちらかをセッション前に選択し、PCを成長させる。
これで取得出来ないエフェクトは、制限がついているものである。
これでレベル上昇が出来ないエフェクトは、[ピュア]と[100%]の制限がついているものである。
セッションを重ねる毎に選択できる。

※このハウスルールは、基本ルールブック1・2のみ使用でセッションする場合のみ適用できる。
上級ルールブックのDロイス、インフィニティコードのウロボロスシンドローム、エフェクトアーカイブのリミットエフェクト含む追加エフェクト、レネゲイズアージのアージエフェクト、ユニークアイテムやメモリーに属性ロイスとFS判定などなど…
今後じゃがりこ卓でサプリメントを追加したときは、ハウスルールの一部を変更する。


戈「よろしいかえ?」
三人「大丈夫だ、問題ない」
戈「ならPCを成長させてね。どっち選ぶかちゃんと教えてや~」

成長中…

戈「よし、じゃあステージの発表するじぇ。このキャンペーンシナリオはこの場所を舞台に様々なストーリーが展開されるぜよ」



穹「ニャルラトw」
籏「冒涜的wすごく冒涜的w」
戈「猫羅斗市(ネコラトシ)デス、異論は認めん」
仲「なんでSANチェック入りそうな名前がついてるんや…」
戈「ステージの発表もしたし、次はトレーラーの発表やで」


昨日と同じ今日。今日と同じ明日。世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。だが、人々の知らないところで。─────世界はすでに変貌していた。。
人員不足に悩まされる猫羅斗市にあるUGN支部。今まで大きな問題もなかったこの市に、FHエージェント「ディアボロス」春日恭二が迫っていた。この地で何が起こるのか。まだ誰も知らない。
DX3rd   「alchemic taboo」
ダブルクロス─────それは裏切りを意味する言葉。


戈「このままハンドアウトも発表するですよー」

※本来はこのハンドアウトにワークスが決められていて、ハンドアウトを元にキャラ作成するのですが、自由に作成してほしいと思ったのでセオリーから外れています。その分、ハンドアウトのワークスは全てイリーガル(有事にのみ協力する、組織に所属していない人のこと)なら何でも良くなっています。

PC1
ロイス:雨宮 蘭   推奨感情:庇護/不安
あなたはカヴァーの行動をしているときに1人の少女と出会う。どうやら人を捜しているようだ。少女と別れた時、仕事の電話が入る。あの支部長に呼び出されたことに一抹の不安を感じつつも足を運ぶ。

PC2
ロイス:UGN猫羅斗支部支部長   推奨感情:自由/自由
あなたはUGN支部内の訓練ルームにいる。ここ最近は力を思いっきり使う機会が無くて物足りない。憂さ晴らしが済んだところで、1本の留守電が入っていることに気付く。あの支部長からの電話に、心底嬉しそうにしながら支部長室へ向かう。

PC3
ロイス:春日 恭二   推奨感情:自由/自由
あなたは支部長室にいる。今日は一日中この部屋で書類の整理をさせられている。何故私が…そう思いつつも片付けていると、ふと1枚の書類が目に留まる。「ディアボロス」の名が記されているその書類を読みふけってしまう…背後の視線にも気付かずに。


籏「これPC2とPC3が誰選ぶかほぼほぼ確定やんw」
戈「そだな」
穹「そんな戦闘狂ちゃうし~」
戈「自分のキャラシート見てごらん?こんな設定しておいて良く言うよ…」
仲「俺だけなんかネタに走ってるんやけど…」
戈「PC3は人が足りんくても、二人でも出来るようにネタな立場にしています。モンクハウケツケナイ」






次からホントのセッション始まるよー
昨日はTRPGのルルブを探すために難波へ行きました。言い出しっぺは籏イチです

その収穫がですね…



ダブルクロスの中でも屈指の売れ筋商品、「エフェクトアーカイブ」が1冊だけあったんですよ!
オークションサイトでは値段が高騰するほど需要が高いこのエフェクトアーカイブ、基本的に店においてないんですよねぇ…
ついでに「リンケージマインド」も追加購入したので、ダブルクロスのキャラ作成においてほぼ困らない状態になりました、やったぜ

ハウスルール変えなきゃ…










※エフェクトアーカイブとは
基本ルルブ1,2、上級ルルブ、インフィニティコードに収録されているエフェクトを全て収録したもの。
一部のエフェクトは調整され、本書での追加エフェクトも収録。さらに「リミットエフェクト」が 初登場!
インフィニティコードに収録されている「ウロボロスシンドローム」のエフェクトもあるので、能力値さえ分かっていればインフィニティコードのサプリメントが不要になったゾ。アイテム目的ならまだ使えるけど。


※リンケージマインドとは
本書発売以前に発売されたサプリメントに収録されている「Dロイス」含む特別なロイスを全て収録したもの。
一部のロイスは調整され、より扱い易く。また、ライフパスの新たな表を収録!
上級ルルブは実質この特別なロイスを収録しているだけに等しいので、取得ルールや運用方法くらいしか確認するものがなくなったゾ。世界観やアイテム目的ならまだ使えるけど。



基本ルルブ1,2とエフェクトアーカイブにリンケージマインドの4冊があれば、全てのサプリメントを揃えた環境とほぼ大差ない状態になるゾ。
様々なアイテムやエンブレムなど、キャラ作成に欲しくなる要素が他のサプリメントに収録されているので、お金に余裕があるなら全て揃えてしまうのも良し。


…次のダブルクロスのセッション、いつになるんかねぇ…
「じゃがりこ卓」で調べて出てくる動画は我々とは別物です。2014年はまだTRPGしてないので。



 2016年の5か6月くらいに、ある二人組から声をかけられたのが始まりだった。
どうやらTRPGをするメンバーを集めているようだ。私もTRPGのことは知っていたし、やってみたいという気持ちがあったので承諾した。
しばらくして、メンバーが集まらないことに不安を感じた創始者が幼馴染を一人、半ば強引に引き入れることに成功し、紆余曲折あってこの四人になった。

 9月か10月の初めにやったオンセだったか…私はじゃがりこを食べながら参加した。他の人がどのようにオンセをしているのかわからないが、私はどういうわけかイヤホンをつけないと声が届かない現象が続いている。そして、その状態でじゃがりこを食べるとバリボリと他の人にとても響くのだ、うるさいくらいに。それがきっかけで卓の名前が「じゃがりこ卓」に変わったのだ。


 さて、それではメンバー紹介をしよう。DX3rdの方の記事で名前が出ているが、あれは記事に書きやすいように勝手に名前を決めている。本人達から許可は貰っていないので、名前は仮称だと思ってほしい。

・籏イチ(ハタイチ)
じゃがりこ卓の創始者の一人。ニコニコで活動しているとある卓に影響されてTRPG界に参入した女。ファンブラーと呼ぶ。
影響を受けた卓の動画が悪かったのか…どうにも戦闘に走りがちで、進行役なら無駄に殺意が高まり、プレイヤーなら挑発して無駄な戦闘を招いたりする生粋の戦闘民族である。体力低いのに戦闘しに行って、瀕死になるような…極端な言い方をすれば脳筋である。
その分、戦闘以外のダイス判定は腐りまくる。4回ダイス振って、3回ファンブルして残りの1回は失敗するような奴である。もう駄目なんじゃないかな…
自他共に認めることが、ロールするキャラがウザくなることだ。籏イチは妻を第一に思いやる夫をロールしているつもりなのだが、周りからは関わりたくないマザコンのようなウザさのキャラにしか感じないのだ。なぜこうなるのかは不明。
リアルマンというにはメンタル弱いし、リアルロールプレイヤーというには少し物足りない人物である。
経験したシステムは、クトゥルフ神話TRPGとダブルクロス。クトゥルフは進行役のキーパーが多い。

・穹ミン(ソラミン)
じゃがりこ卓の創始者の一人。TRPGに興味を持った時に籏イチに話したことが切っ掛けでTRPG界に参入した女。破壊と殺戮の女神と呼ぶ。
籏イチが教えた動画があれなので、彼女同様に戦闘に走りがちである。ただ、籏イチと違うのは、全体的なダイスの出目の良さだ。ファンブルもよくするが、戦闘が近くなるにつれて出目が良くなっていき、戦闘ではクリティカルを連発する。それだけなら未だしも、物を壊そうとするわ、とりあえずで殺そうとするわの…生粋の戦闘狂である。もう駄目なんじゃないかな…
奴に進行役をさせてはならない。戦闘になってしまった場合、穹ミンに優しさと温情が無ければプレイヤーのキャラが確実に死ぬ。攻撃対象をダイスで決めているのに一人に集中し、その攻撃はクリティカルで回避不能になるし、こちらの攻撃はクリティカルで回避されて反撃される始末。訳がわからないよ…
どういうわけかルーニー気質であるため、プレイヤーなら面白い人物である。
経験したシステムは籏イチと同じ。クトゥルフでは真面目なキャラがいるにも関わらず、ルーニーなキャラばかり出てくるのは何故だ…

・仲ビリ(ナカビリ)
籏イチに引き摺り込まれた苦労人。人数が足りないという理由で知らないTRPG界に参入させられた男。似非マスコットと呼ぶ。
半ば無理矢理であった為なのか、あまりセッションに参加してくれない。頼む、私一人であの二人は相当キツイからもっと参加して下さい…それでも予定が合えば参加してくれるのでありがたい。
この卓で頻繁に(主に籏イチによって)弄られるのでマスコットのような扱いに感じる。そのせいか、キャラに変な設定を籏イチにつけられたりするので笑いのネタになっている。
リアルマン気質なので堅実なのだが、ダイスの女神様にも弄られるのか出目が安定しない。更に上述のようにキャラがネタ化するのでルーニーのようにもなってしまう。
経験したシステムは同じ。名前を考えるのが面倒なのか、どちらのシステムでもキャラ名が同じである。

・戈衣璃(カイリ)
自分で自分の事を説明するのも変な話だが、メンバー紹介なのですることにしよう。
じゃがりこ卓に参加したメンバー。高校時代からTRPGに興味があり、この機会に経験しようと思いTRPG界に参入した男。…どんな風に思われているのか知らないが、今も一緒にやっている事が不思議と言われる。
メンバーが戦闘に走りがちなので、自キャラはあまり戦闘向きではないものを作る。クトゥルフは支援がないので探索技能を伸ばしている。ダブルクロスは専ら進行役のGMを務めるので様々なタイプのNPCを作るが、ダブルクロスで自キャラをつくるなら真っ先に支援キャラを作ろうと考える、前には出ようとしない性格である。チキン言うな。
ダイスの女神様には愛されてもいないが嫌われてもいない、普通に期待値を出す事が多い。女神様の気まぐれで出目が大変動するので、遊ばれている感がする。
基本はリアルロールプレイヤーとルーニーのハイブリッドである。頭が弱いので和マンチは無理。ダブルクロスなら和マンチになれそう…いや無理か。
経験したシステムは同じ。前三人は書かなかったが、これまで私が動画で見たTRPGのシステムは、
DX3rd、サタスペ、迷宮キングダム、クトゥルフ、マージナルヒーローズ、BUSAIKU A LIVE
である。



ルーニーやリアルマンとは何か?
それは、TRPGのプレイヤーの傾向である。リアルマン、リアルロールプレイヤー、ルーニー、洋マンチ、和マンチの5つに分類される。

リアルマンは、精神が図太いタフガイ
リアルロールプレイヤーは、頭や口先で難題を解決しようとする言いくるめする奴
ルーニーは、笑いのためならキャラの命すら投げ出すような基本的にネタに走る奴
洋マンチは、自キャラを目立たせようと俺ツエーなロールをして迷惑をかけるクソ野郎
和マンチは、ルールブックを読み込んで思いもよらない発想をしでかすとんでもない奴

…ウチの卓、ルーニーな奴ばっかりだな…どうしてこうなった(´・ω・`)
今回リプレイ風で書くのは、「ダブルクロスThe 3rd edition」のシステムで遊んだ時のものです。
進行役のGM以外はダブルクロス初心者なので、ロールプレイングがあまりされていなかったりしています。一部の演出は加筆修正されていることをご了承下さい。
使用したのは「基本ルールブック1」及び「基本ルールブック2」です。誰でも簡単に遊べるようにシナリオを作ったので、これを切っ掛けに始める方は、連載の最後にGM用記事を作りますので、そちらを参考にして下さい。








~オフセ場所の仲ビリさん家にて~


戈「他の二人が来る前にちゃちゃっとキャラ作っちまおうか」
仲「せやな。どうやって作んの?」
戈「説明しよう!ダブルクロスとは!現代社会を舞台に能力を使って巨悪と闘うものである!強大な力は使えば使うほど力に呑まれて暴走してしまうが、人との絆(ロイス)が強ければ強いほど暴走せずに済むゾ」
仲「詳しくは公式サイト見ろ、ってこと?」
戈「まぁね。今回は基本ルルブに載ってる(コンストラクション)で作るぜよ。さて、能力〔シンドローム〕には大まかに分けて12種類あるんやけど…軽く説明するよ」

光を使う《エンジェルハィロゥ》
重力使い《バロール》
電気から雷まで扱える《ブラックドッグ》
血液を武器に戦う《ブラム=ストーカー》
野生解放《キュマイラ》
体は変幻自在《エグザイル》
風と音の使い手《ハヌマーン》
錬成出来ないものはあんまりない《モルフェウス》
天才になる《ノイマン》
絶対なる領域の支配者《オルクス》
炎と氷を操る《サラマンダー》
ドーピングや薬漬けなら任せろ《ソラリス》

戈「詳細なる説明は別の記事にするぞい…さて、好きな戦闘スタイルによってオススメのシンドロームがあるんよ。どんな戦闘スタイルがお好みだい?」
仲「せやなぁ…近接で殴るのが好きかなぁ…でも残りの二人もどうせ脳筋やろうしなぁ…」
戈「初めてのダブルクロスは脳筋でいいで、支援はこっちが用意するし。ついでに言うなら、あの二人は近接タイプやったはず」
仲「よし銃で遠くから撃つわ」
戈「それでも男か!性別関係無いけど。」
仲「それで、どのシンドロームがええのん?」
戈「射撃タイプなら《ブラム=ストーカー》や《モルフェウス》あとは《エンジェルハィロゥ》かな。能力値で考えるとやけど」
仲「能力値ってシンドロームごとにちゃうんや」
戈「イエス。【肉体】【感覚】【精神】【社会】の4つに分かれてて、どの能力値を上げるかによってタイプが変わるんよ
射撃タイプは【感覚】を伸ばすといいんよ。で、先に挙げたシンドロームは感覚が高いんやよ」
仲「なるほど…このブリードって?」
戈「それはシンドロームの数によって変わるね。このシンドローム、最大3つまで選べるんやで。1つ(ピュアブリード)ならそのシンドロームを極められるし、2つ(クロスブリード)なら組み合わせられる強みがあるし、3つ(トライブリード)なら技〔エフェクト〕が選り取り緑や!
でもそれぞれ欠点がある。ピュアは特化する分エフェクトの組み方に幅が無い。エフェクトLVの最大値が+2されるし、ピュア制限のエフェクトを取れるから、そこが差別点かな。
クロスはピュア制限のエフェクトが取れなくなるくらいでこれと言った欠点は無い、初心者にオススメではある。でもちゃんと理解しないでエフェクト選ぶと火力が出せないブリードになる。ちゃんと理解してる人が側で見ていよう。
トライはたくさん選択肢が出来る代わりに制限が厳しい。取得制限が〔100%、ピュア〕のエフェクトが取れなくなり、3つ目に選んだシンドロームの〔80%〕も取れなくなる。更に、エフェクトLVの最大値が-1される。下手に選ぶと器用貧乏になるから、慣れた経験者でないとオススメ出来ないよ」
仲「長い…オススメ言ってたクロスブリードにするわ。シンドロームは…《ブラム=ストーカー》と《モルフェウス》で」
戈「OK、次は職を決めてもらうよ。これは本業(ワークス)と表向き(カヴァー)の2つを決める。探偵だけど普段は高校生してるどこぞの名探偵を連想してくれたらいいで」
仲「このワークスにも能力値があるんや。【感覚】がある奴がええよな」
戈「その通り。ちなみに能力値はブリードによって違う。ピュアならシンドロームに決められてる能力値を2倍。クロスは2つの合計。トライは3つ目に選んだシンドローム以外の2つの合計になるで
この数値にワークスの能力値を足して、最後に好きな能力値を3上げればいいんや」
仲「じゃあ(刑事)選んで感覚上げて、残りを感覚に2と社会に1上げるわ。ワークスにある技能って?」
戈「技能は判定の達成値に補正を入れてくれるやつやで。これも別の記事で説明するで。ワークスに書かれている技能と、自由に5LV分上げれるよ。コンストラクションは上限4LVやからね」
仲「射撃の技能を5に…」
戈「駄 目 で す」
仲「さーせん…よし、振ったで」
戈「OK、後の計算する部分は省くぜよ」

カットー!

仲「エフェクトって何個まで取れんの?」
戈「エフェクトは自動取得の3つを除いて4つ取れるぜ。」
仲「オッケー」
戈「4つ選んだら、エフェクトLVを2つ自由に上げれるで。1つのエフェクトLVを3にしても良いし2LVを2つにしても良し」
仲「把握した」

男二人相談中…

戦闘民族…失礼、籏イチさん が ログインしました
籏「暑い~」
戈「知らんな。到着早々残念なお知らせです。あと一人が迷子になってるようです…」
仲「俺ら手が空いてないんよなぁ…」
男二人  |д゚)ジー
籏「えぇ~!?ウチ外出んのイヤやねんけど!?」
(〈●〉〈●〉) ジー
籏「分かったよ行くよもう!」

数分後…

殺戮神…失礼、穹ミン が ログインしました
穹「オッス~迷子になってごめんよー」
戈「まだ仲ビリさんのキャラ出来てないからもっとゆっくりでもよかったんやで…?」
穹「知らんな」
戈「ナンデヤっ!?まあいい、籏イチと穹ミンはこれでも読んでおきなさい」
籏「何これ?」
戈「ダブルクロスのダイスの判定についてのレジュメ(自作)じゃ。君ら3人にはお説教が待ってるからな…(´ω`#)ピキピキ」
籏「え?」
穹「…え?」
仲「えぇ?」
戈「1ヶ月前からダブルクロスの動画を何でもいいから見といてって言ったよ!?それは判定がクトゥルフと違って複雑やから動画見て知っといて欲しかったのと、ダブルクロスの流れを知っといて欲しかったからなんやで?なのに一切合切見てないとかどういうコトなの…って思って昨日そのレジュメを作ったんや!しっかりと読んで、授業を受けて下さいお願いします…」
3人「本当にすまんかった…」
戈「さて、仲ビリのキャラ作成終わらせるか」
仲「おう」

作成終了後、ダブルクロス授業中…

戈「よっしゃ!セッション始めるで!」
籏「ヒャハッー!」
穹「WYYYYYYY!」
仲「二人のテンションがヤバいです」
戈「なんだ、いつもの事じゃないか」





リプレイを文字にすると長くなりますね…動画を作れたらもう少し楽しめるものになるのに…
TRPGは「Table talk  Role  Playing  Game」の略です。
《テーブルトーク》は《机を囲んで対話する》、(ロールプレイ)が(人を演じる)…という意味になります。
「机を囲みながら、キャラになりきって行動し、対話形式で遊ぶ」一種のボードゲームです。

TRPGという言葉は和製です。海外ではRPGと呼びます。
…日本だとドラクエのようなゲームのジャンルの事を指す言葉としてRPGと呼ばれますよね?これは日本で良くある間違えた言葉の普及のせいです。海外のいうRPGが日本のTRPGであり、日本のいうRPGは海外のコンピュータRPGだと思って下さい。
TRPGという言葉は、そのミスを訂正出来ないと判断した人が差別化を図るために着けたそうな。
海外ではこの影響か、TRPGを「Pen & Paper RPG」と呼ぶようになったそうな。


TRPGに必要なものは以下の通りです
・ペン
・ダイス
・キャラクターシート含む紙
・基本ルールブック
これだけで必要最低限のセッションが出来ます。チョーカンタン
あとはオンラインセッション(オンセ)ならLINEグループ電話などを使ってするのでスマホやパソコンなど、オフラインセッション(オフセ)なら場所や飲食物の用意が必要になります。が、そんなの書くまでもないですね。
あと、ゲームの進行役とこのゲームに参加する人員さえ集められれば…ですね

ダイスやキャラクターシート、基本ルールブックは遊ぶシステムによって違います。
「クトゥルフ神話TRPG」と「ダブルクロスThe 3rd edition」の2つのシステムで比較してみます。
・クトゥルフは謎解きのゲームシステムで、ダイスは3~10面ダイスを必要とします。SANチェックするゲームです。キャラクターシートは主に探索系統の能力が並んでいます。どう足掻いてもただの人間でしかないです。SAN値ピンチです。
・ダブルクロスは異能力バトルもののゲームシステムで、ダイスは10面ダイスが沢山必要になります。能力をガンガン使い過ぎると力に溺れてキャラロストしまう…強大な力にはそれ相応の代償があるゲームです。キャラクターシートは能力やアイテムやら様々な項目があるので、初心者はしっかりと読み込んで理解するか経験者に教えてもらいましょう。みんな戦闘民族になりやすいので、中盤が大変な事になるのは稀によくある。
…とまぁ、このように。選んだルールブックによってゲームシステムは大きく違います。やってみたいと思ったTRPGがあるのであれば、しっかりと下調べしてルールブックを買いましょう。人数が6人以上必要なシステムを少人数で遊んでいるグループが買っても後悔しますから…(実話です。4人の卓では迷宮キングダムで遊べないとはね)

これだけでも充分遊べます。が、出来ることは案外限られていたりするものです。クトゥルフは謎解きがメインですが、戦闘がメインのシステムは「木の棒を振り回してスライムを倒す」くらいの「チュートリアル」程度の薄っぺらな戦闘しか出来ないことでしょう。基礎の基本のベーシックを用意しただけに過ぎないのですから…
慣れてくるともっと濃い戦いを、アツいバトルをしたくなるのが人の性。そうなった時に買うものは「サプリメント」と呼ばれるものです。
サプリメント…コンピュータゲームでいうなら、DLCや追加コンテンツと同義のものだと思って下さい。
より高みへ、より深みへと誘ってくれるでしょう。



TRPGに興味を持った方は、是非アマゾンでルールブックをお探しください。
大阪在住で大阪市内にアクセス出来る方は、難波や天王寺をお訪ねください。ルールブックや多面体ダイスを取り扱っている店はきっと見つかるでしょう。

次回は私が所属している卓(TRPGをするグループを卓と言う)、「じゃがりこ卓」で実際に行ったセッションをリプレイ風に連載していこうかと思います。
去年からTRPG始めて、面白いことを知ってもらおうかなと思いました。
次の記事から、実際にやったセッションを連載していきたいと思ってます。

…卓仲間に許可取っとかないとかなぁ…?
今日、久々に高校の部活の同期達と会いました
久々過ぎてレアキャラ扱いされるとは思わなかったけど…

まぁ、高校の時とあまり変わらずに騒々しくて賑やかやったよ、うん



書いたぞ、満足か?満足したな?よし満足してるな
コメントするなら名前は一つに統一してコメントするように、てかそもそもコメントせんでよろしい
あーゆーおーけー?あーゆーおーけー?