のどが乾き、水分を多く取り、尿の回数や量が増える
糖尿病の患者さんは、血液中の糖濃度を下げるインスリンというホルモンが足りない(または、出ていても、働きが弱い)ため、血液中の糖濃度が高い状態が続きます。
そのため、体は、糖濃度を下げるために大量の水を飲んで下げようとします。
その結果として、大量の尿が出ます。血糖値が下がらない限り、飲んでも飲んでも尿として出る一方なのです。
尿の中には、糖だけでなく、大事な筋肉や骨が溶けて出て行きます。また、細胞や筋肉の働きと関係の深い食塩などのミネラルも尿に出てしまいます。
このため、脳に回る血液量が減り、頭がボーっとしたり、だるくなったりします。
糖尿病のはじめの頃には、一時的にインスリンが過剰に出る時期があり、食欲が旺盛になります。
糖尿病が悪化してくると、糖分のかわりに筋肉や脂肪を燃料とするため、体重が急激に減ります。
糖尿病の患者さんが起こしやすい動脈硬化によって、特に足指の血液の流れが悪くなり、「壊疽(えそ)」といって、指が腐ってしまい、切断しなければならなくなることさえあります。
糖尿病性腎症の末期になると、症状が進むにつれて、血液中のタンパク質が尿中に排せつされ、むくみやすくなります。
血糖値が高い状態が続くと、体の抵抗力が落ち、細菌に感染しやすくなります。また、かかると治りにくくなります。糖尿病についてお話させてもらいましたが本当に怖いのはこれからです。 また次回に。