猛スピードで母は 長嶋 有
- 長嶋 有
- 猛スピードで母は
ナガシマユウをずっとナガシマアリだと思って「いい名前だ」と思っていたんだけど違って、
男の人なのだろう、と思っていて読み始めて、
主人公も男の子だろうと思っていたら女の子で、
読み進めていくうちに「ナガシマユウは女の人だったのか」と思い、
全然母親が出て来ないのにこのタイトルは素敵ね、と思っていらたら、
同時収録の作品だったことを読み終えて知って、
表題作を読み終えて、後書きをめくっていたら、どうやらナガシマユウは、男の人らしい事を汁。
性的匂いが全くしない女性を描くなぁと思ったワ。
男の人の作家では珍しいなぁ。
そいで生理的嫌悪が全くしないのは、やっぱり男の人が書いてるからなんだろな。
文庫本、一気に読んじゃった。
最近の芥川賞作家とは相性が合わないことが多かったのだけど、
よみやすくって、おもちろかったワ。
とにかくタイトルがステキよねー☆
でも、装丁がひどすぎやしませんか?