岩屋散策171027② | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

先日の続き。

 

岩屋商店街を歩きました。

 

 

途中、恵比寿神社に立ち寄り。

 

 

祭神は蛭子命えびすのみこと事代ことしろ主命ぬしのみこと。蛭子命は国生み神話とも関係が深く、イザナギ尊とイザナミ尊の間に最初にできた子供でもあります。

 

 

境内の奥に岩楠神社。国生み神話伝承地として伝えられる神社で、独特のパワーが感じられました。

 

 

前面の左右に上古の祭壇跡があり、昔の風習から、今でも古びた祭器や神体を納受する場所になっているそう。

 

 

商店街を抜け、茶間川渓谷に出ました。護岸の石は、岩屋城の部材を再利用したもの。

 

 

ここで私が探したのは、慶長15年(1610)岩屋城築城の際、彫られたという石の刻印。それがなかなか見つからず、地元の人に何をしているのか、声をかけられました滝汗 

 


刻印の話をすると、その人は私のことを郷土の歴史を研究していると思ったらしく、ひとしきり岩屋の話をされたのです。

 

 

次の目的地は円徳寺。

 

 

浄土真宗本願寺派の寺院で、寺子屋、岩屋町役場、石屋いわや小学校発祥の地でもあります。

 

 

鳥ノ山展望台への道を歩きました。

 

 

ここは岩屋ポートビルから徒歩10分の高台。

 

 

岩屋港の向こうに、神戸の街(須磨から垂水辺り)が見えます。

 

 

アングルを変えると、明石海峡大橋が見えました。

 

 

途中、石段を昇って観音寺へ。

 

 

トレードマークは空を仰ぐ観音像。淡路西国三十三霊場巡り第33番札所で、巡礼の結願所でもあります。

 

 

歴史は曖昧ですが、真言宗の寺で、1200年の歴史があるとか。

 

 

本尊は弘法大師の作と言われる十一面観世音菩薩。本堂に安置されています。

 

 

石段を降りた時、道端に猫発見!「あなた、誰?」と言わんばかりの目つきです。

 

 

どうやら人見知りさんらしく、カメラを向けると、サッと目をそらせました。

 

 

つづく