先日の続き。
岩屋商店街を歩きました。
途中、恵比寿神社に立ち寄り。
祭神は蛭子命と事代主命。蛭子命は国生み神話とも関係が深く、イザナギ尊とイザナミ尊の間に最初にできた子供でもあります。
境内の奥に岩楠神社。国生み神話伝承地として伝えられる神社で、独特のパワーが感じられました。
前面の左右に上古の祭壇跡があり、昔の風習から、今でも古びた祭器や神体を納受する場所になっているそう。
商店街を抜け、茶間川渓谷に出ました。護岸の石は、岩屋城の部材を再利用したもの。
ここで私が探したのは、慶長15年(1610)岩屋城築城の際、彫られたという石の刻印。それがなかなか見つからず、地元の人に何をしているのか、声をかけられました
刻印の話をすると、その人は私のことを郷土の歴史を研究していると思ったらしく、ひとしきり岩屋の話をされたのです。
次の目的地は円徳寺。
浄土真宗本願寺派の寺院で、寺子屋、岩屋町役場、石屋小学校発祥の地でもあります。
鳥ノ山展望台への道を歩きました。
ここは岩屋ポートビルから徒歩10分の高台。
岩屋港の向こうに、神戸の街(須磨から垂水辺り)が見えます。
アングルを変えると、明石海峡大橋が見えました。
途中、石段を昇って観音寺へ。
トレードマークは空を仰ぐ観音像。淡路西国三十三霊場巡り第33番札所で、巡礼の結願所でもあります。
歴史は曖昧ですが、真言宗の寺で、1200年の歴史があるとか。
本尊は弘法大師の作と言われる十一面観世音菩薩。本堂に安置されています。
石段を降りた時、道端に猫発見!「あなた、誰?」と言わんばかりの目つきです。
どうやら人見知りさんらしく、カメラを向けると、サッと目をそらせました。
つづく