城南宮 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

 3月1日(金)城南宮に行きました。京都の梅の名所だけあり、人の込み具合が違います。地下鉄竹田駅から徒歩20分。この距離を地図アプリ無しで歩いたのは初めてでした。

 

 
 参道沿いに摂社が3つありました。真幡寸(まばたき)大神と応神天皇を祀る真幡寸神社。
 
 
  菅原道真を祀る芹川(せりかわ)神社。
 
 
 今年の梅の開花は例年より1週間早かったようです。
 
 
 絵馬越しに神苑を覗きました。
 
 
 絵馬舎で梅の幼木を販売していました。ここの幼木は200円。南あわじ市某邸の幼木は5000円。この差は何でしょう?
 
 
  天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る三照宮(さんしょうぐう)社。賽銭を回収した宮司さんとすれ違いました。
 
 
 臨時店舗で八宝焼きと椿餅を買いました。
 
 
 八宝焼はお勧め。白みそを練り込んだカステラ生地はしっとりしていて、中のこしあんは舌ざわりが良く、三笠が苦手な人にも好評です。椿餅は餅が柔らかすぎました。
 
 
  霊元法皇の病を治したという菊水若水。まだまだ寒い春。手にかけると冷たく感じられました。
 
 
 城南宮の鳥居をくぐりました。
 
 
  城南宮は平安遷都の際(794)、都の南に国の守護神として創建されました。
 
 
 本殿には、国常立尊(くにのとこたちのみこと)、八千矛神(やちほこのかみ)、神功(じんぐう)皇后が祀られています。
 
 
  城南宮は「方除(ほうよけ)の大社」と仰がれ、皇室からの信仰も篤く、孝明天皇は年3回祈祷に訪れ、攘夷祈願をしたと伝えられています。
 
 
 そして1868(慶応4)年正月、城南宮に陣を構えた薩摩藩の大砲が轟き、鳥羽・伏見の戦いが始まりました。