須磨離宮公園③ | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

 植物園から本園へ戻る途中、児童遊園を通りました。

 

 

 隧道は武庫離宮建設当時からのもので、非常時の避難路として作られたと言われています。

 

 

 隧道を抜けて本園へ。ここ数年で彫刻が増えたようです。

 

 

 何度か来園していますが、このドン・キホーテ像も初めてでした。

 

 

 バラの無い噴水広場は寂しいものです。

 

 

 通路を歩いてポセイドン広場へ。

 

 

 こちらはギリシャ政府が神戸市に寄贈したポセイドン像。ポセイドンは海の神様で、原像は今から90年前に海底から発見されたそうです。

 

 

 ポセイドン広場から噴水広場を望みました。

 

 

 噴水広場の南には大噴水があります。近寄ると冷たい水しぶきが飛んできました。

 

 

 これは武庫離宮造営時からのものと言われる鞍馬産の石灯籠。その向こうには、月見台とも称される傘亭があります。

 

 

 都を離れて須磨に隠居した平安期の歌人、在原行平(818-893)が、度々月見に訪れた裏山が、「月見山」と呼ばれるようになりました。

 

 

 古来月見の名所は、静かな水面に月が映える眺望の良い場所が選ばれたようで、この地も「遠く波間に淡路島を望む庭内第一の景勝地」と記録されています。