よこお野路菊の丘 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

 JR須磨駅から妙法寺駅行きのバスに乗り、高倉台6丁目で下車。

 

 背山散策路を歩き、よこお野路菊の丘に着きました。よこお野路菊は横尾山(312m)の中腹にある花の名所です。


  今から約10年前、雑草だらけだった山の斜面を地元のボランティアの方々が整備し、姫路市大塩町の日笠山のじぎく園から譲り受けた挿し穂を植え、育ててきたそうです。

 

 ノジギクは満開で山の斜面を真っ白に覆い、光が差すとより一層白さが際立ちました。

 

  黄色い花も少しだけ混ざっていました。

 

  この花びらの細長い品種は須磨友が丘高校の学生が植えたもので、整備前からあったそうです。

 

 こちらは家菊との雑種で、少しピンクがかっています。山の斜面から外れた所にありました。


   次第に雑種が増えて今では約160品種の花が咲き、どれが原種なのか分からないようです。管理されている方から色々お話を伺いました。

 

 山の斜面は登れますが、道幅が狭くとても急です。順路があって戻れません。滑りやすく、ここで花を育てるのは大変だと思いました。

 

 上から見たノジギクはもうひとつですが、須磨ニュータウンの景色を広範囲で望めます。