ひまわりの丘公園 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

 ひまわりの丘公園を歩きました。

 

 芝生の上で、動物たちがキャッチボールをしているようです。

 

 うさぎが眺めているのは、のどかな田園風景。西日が眩しく、景色が黒っぽく見えました。

 

 円形花壇の向こうに建っているのが、ひまわりの塔。とても高いので、どこから見ても目立ちます。

 

 このひまわりの塔は、1991(平成3)年ふるさと創生事業の一環として、小野市のシンボル塔として建てられました。7基の御影石の塊で出来ていて、一番上の石にはひまわりの花が彫られています。

 

 よく見ると、塔の上の部分には「小野市章」、中間部分には「国宝浄土寺」、特産品の「金物」や「そろばん」、県立自然公園「鴨池」が彫られていました。

 

 庭の中を歩くと、ラベンダーの香りがしました。展開したさいころが、ちょっとした迷路のようです。

 

 ロックガーデンと言えばごつごつとした岩を連想しますが、ここは子供向けのお庭でした。

 

 花の小径を歩き、3つの庭を周りました。この辺りは春になるとバラが咲くようです。

 

 ここは料理に使うハーブや野菜などを育てているキッチンガーデン。

 

 キッチンガーデンの近くに、調理場と飲食スペースが設けられていました。

 

 健康の小径に並ぶ、足つぼを刺激するパネル。土足厳禁の貼り紙がありました。灼熱の太陽でパネルは火傷しそうなぐらい熱そうです。足元からももわっとした空気が上がってきました。

 

 炎天下の中、2組の親子が遊んでいました。

 

 ここはキツネの棲み処となったことから、「キツネ塚古墳群」と呼ばれています。手前が2号墳で奥が1号墳。この辺りを治めていた有力者を葬った墓で、須恵器などさまざまな副葬品が発掘されました。

 

 また気分が悪くなったので、池のほとりのベンチに座り、休憩をとりました。

 

 ここで水浴びができるようですが、夏休み前で水が止まっていました。

 

 ここはリンゼイの広場。リンゼイは米カリフォルニア州の都市で、オレンジ・オリーブ・柑橘類の生産地として知られています。1973(昭和48)年に小野市の姉妹都市になりました。

 

 1984(昭和59)年に姉妹都市友好10周年を記念して、リンゼイ市から記念碑が贈られました。この記念碑は、スペインの古い教会を形どったそうです。2002(平成14)年に小野市役所前にあったのをここに移設しました。

 

 物産店は早くも閉まっていました。

 

 時計は午後5時前を指していました。もうすぐ閉園です。

 

 ひまわりの丘公園を出ました。体調があまり良くなかったので、午後5時の最終バスに乗りました。

 

 バスはひまわり畑に沿って走りました。車中は涼しく、体調が戻ってきました。

 

 インスタ映えしそうなバスでした。最終便はイオン止まりで、バスは営業所に向かいました。ひまわりの丘公園から電鉄小野駅まで歩くと60分。そのうち45分の所まで進めたので助かりました。

 

 道を曲がり、小野大池に沿って歩きました。振り返るとイオンが見えます。濃いピンクの看板がひときわ目立ちました。この日の散策で軽い熱中症になって以来、日中の外出は控えています。