佛光寺 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

 渉成園を出てから高倉通を北へ歩き、20分程度で佛光寺(ぶっこうじ)に着きました。最寄駅は地下鉄四条。新京極や錦市場など繁華街が近くにあるとは思えないほど、閑静な住宅地にお寺がありました。

 

 知る人ぞ知る、しだれ桜の名所です。こちらが大師堂前の桜。

 

 こちらが阿弥陀堂前の桜。

 

 阿弥陀堂から入りました。

 

  桜はお堂からのほうが綺麗に撮れました。

 

 大師堂への渡り廊下を歩きました。

 

 大師堂には親鸞が祀られています。佛光寺は、越後流罪から罷免された親鸞が、翌年の1212年、京都に帰り山科(やましな)の地に草庵を結んだのが始まりとされています。

 

 真宗の教えは関東を中心に広められましたが、親鸞が亡くなってからは、第7世・了源上人が、教化活動の拠点を京都に置き、西日本一帯の布教活動に力を入れました。1586年、豊臣秀吉の懇請により、現在の地に移されました。

 

 親鸞を宗祖とする教団のうち、浄土真宗は西本願寺の本願寺派1派です。真宗は大谷派の東本願寺、佛光派の佛光寺など、様々な宗派に分かれました。

 

 D&Depertmentが境内に出店した食堂。デザインは京都造形芸術大学が担当。朝の説法が行われていた茶所を改装し、2014年にオープン。企業と大学と寺院の協業が話題になったそうです。