阪急六甲駅周辺散策① | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

 11月23日(木)阪急六甲駅周辺散策2回目。

 

 駅から神戸大学に向かう途中、六甲カトリック教会の前を通りました。

 

 神戸大学の記事は先日アップしたので省略。

 

 六甲川に沿って北へ歩くと、六甲山の麓に着きますが、今回は川を横切って篠原地区を歩きました。

 

 10分ほど歩き、厳島神社に着きました。厳島神社には、篠原地区の氏神(うじがみ)が祀られています。氏神とは、同じ集落に住む人々が共同で祀る神道の神のことです。

 

 昭和28年(1953年)、摩耶ケーブルの麓にある河内国魂(かわちくにたま)神社から氏子(うじこ)を分離し、厳島神社が建てられました。氏子になるには、一定の地域に居住すること、祭りに参加すること、という2つの条件が必要でした。

 

 福石は神社の縁起物で大きな石の下には、平清盛が平盛継に命じて討ち取った、頭に珠を担ぐ大蛇の首があるといわれています。

 

 5月4日と5日の祭りでは、猿田彦神役を先頭に、子供神輿や稚児の行列が、篠原地区を巡行します。この時に巡行する地車(だんじり)は区内で 1・2を争うほどの大きさで、この倉庫に保管されています。

 

 5分ほど歩き、護国神社に着きました。護国神社は、国家のために殉難した人の霊を祀るための神社で、戦前は内務省によって管轄されていました。現在は独立した宗教法人です。

 

 神戸の護国神社には、兵庫県東部(丹波・摂津・淡路)ゆかりの戦没者53,257柱が祀られています。

 

 陸軍少年隊慰霊碑、歩兵隊慰霊碑、北方移民慰霊碑など、さまざまな慰霊碑が建っていました。

 

 護国神社を出て、

 

 都賀川のほとりを歩きました。

 

 20分ほど歩き、都賀川公園に着きました。

 

 休日なのに人気の無い公園。なぜでしょう?

 

 公園の紅葉は見頃でした。

 

 公園の隅にお地蔵さんがいます。

 

 阪急の線路をはさんで、もう1対、お地蔵さんがいます。

 

 2つのお地蔵さんの背中が合っているので、「背中合わせの地蔵」と呼ばれています。