【200608④】徳川道~桜谷分岐 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

先日の続き。

 

河童橋付近で30分ロス。合流点に戻り、道標の指す方向を見直すと・・・

 

 

反対方向に道がありました。

 

 

しばらく歩くと道が途絶えます。

 

 

沢を渡り、対岸に取り次ぎました。

 

 

ここはトウェンティクロス。布引の沢を20回渡る六甲山の名ルート。漢字では二十渉と書きます。

 

 

実際は20回も無いと思いますが、明治初期にこの辺りを登山していた外国人たちがそう呼んだのが始まりだとか。

 

 

沢は干上がり、ガレ道に。

 

 

森林植物園への道に入りました。

 

 

急な石段に足場の悪い道。

 

 

滑落防止のために張られた鎖が唯一の救い。

 

 

二十渉堰堤の巻き道を歩くと、

 

 

とても景観の良い所に出ました。

 

 

トウェンティクロスはこれで終わり。

 

 

今回そのほとんどが迂回路だったので、沢渡りは1回だけでした。

 

 

森林植物園まであと500m。

 

 

ここから徳川道が始まります。

 

 

この道は、慶応3年(1867)兵庫港開港にあたり、大名と外国人との紛争を避けるために造られた参勤交代の迂回路。

 

 

完成した直後に徳川幕府が倒れ、一度も使われること無く終わったそう。

 

 

徳川道の飛石渡し。

 

 

説明はこちら。幕末の飛石はとても大きなものだったとか。

 

 

150年前と今は違います。実際は小石ばかりで足場が不安定。それでも何とか渡れました。

 

 

市ガ原で見た案内板がここにもありました。

 

 

迂回路のゴールは森林植物園の東門。

 

 

橋を渡り、

 

 

矢印の方向へ進むと、森林植物園に着きます。

 

 

「あじさい散策」の期間ではないので、森林植物園はパス。

 

 

徳川道・シェール道方面に進みました。

 

 

石段を昇り、

 

 

八州嶺堰堤を通過。

 

 

石段を降り、

 

 

林道を歩きました。

 

 

ここは生田川の中流。

 

 

これから水源の穂高湖を目指します。

 

 

ハイキングを振り返ると、ここは徳川道の前半戦終盤。

 

 

林道を抜け、

 

 

カーブを曲がると、道が明るくなってきました。

 

 

この先、何かありそう。

 

 

その予感は的中。桜谷分岐の飛石を渡りました。

 

 

つづく